いつか見た景色 | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

発症からひと月以上、今月20日過ぎに咳が治まった。

やっとだ。

今週初めに味覚も『ほぼ』戻る。

ものによってはまだ『貝で出汁を取ったような』苦味があるけど。

 

コロナ

舐めちゃだめだ。

キツかった。

ひと月無駄にした。

 

 

コロナのせいにはしないけど、再就職先いまだ決まらず。

今までは強力な内部推薦があったけど、今回は外からの一般求職者。

でもね、小論文は通るんだよ。本読むのも文章書くのも好きだし「字、上手い」て言われるし(応募封筒の表書きとか)

けどね、二次面接で落とされる。

俺も途中で話すんのめんどくさくなっちゃうんだもん「なに言ってんだ?」て。「そんなことも聞かなきゃわからないんですか?」て(思うだけで口には出さない)

そら落とされるよな。

こんなおっさん、俺が面接官でも落とす。

だってカメラマンしかしたことない、自分より歳上の図体デカいおっさんなんか使いたくないだろさ。

 

療養の仕事をして来たのは何の評価もされない。

「仕事が出来て採用されたわけじゃなくて、やってくれるなら誰でも良かったんだよ」

「そもそも期限付きの採用なんだから優秀な人でなくてもいいわけだから」

そんなニュアンスで言われる。

腹も立たない悔しくもないなんともない。

そっかー、皆んな「喉元過ぎればなんとか」だなぁ。もう昔のことだもんな。確かにね、どうでもいい連中が集まってたのを誰よりも身に染みて知ってるしね。その中で「私だけは違います」なんて通らないよね。

仰る通りごもっとも。

 

再就職は(じたばたはしてる)決まらないけど撮影はポコポコ出る。

かと言って、カメラマンで食えるほどではない。

し、

そんなつもりはとっくにない。

 

「うめたてちで許可を取ったので・・」

 

(はぁ?うめたてちぃ?)

 

遠くに台風が居て雲の流れが早い。

いい雲だ。絵になる。

ドピーカンではない、いい感じの柔らかな晴れ。

暑いけど。

 

ここで撮んの?

 

あそ。

 

・・・・・。

 

あのさー

ご存知ないとは思いますけど。

勿論悪気なんかないんでしょうけど。

 

ここ。

前職での俺の担当地。

めちゃくちゃ詳しいです。視界の左から順番に地名全部、言いましょうか?

別にさ、誰に会った所で引け目のある辞め方してないからいいけどさ。

 

イジメか?

今日は?

反省しろって?

なにを?

 

 

 

毎日それでも、

「かちん。」と来たり

「そうじゃないだろ」と感じたり

「言わなきゃわからないのかな」と思ったり、

する。

でも30分も経つと、

「怒るほどのことでもなかったな」

「何より口に出すようなことじゃないな」

と思える。

「あぁ腹を立てないで良かった」と。

 

人は歳を取ると『仏か鬼』のどちらかだそうだ。

仏にゃとてもなれないだろうけど、鬼には絶対ならない。

人の怒りは6分しか続かない。

自分を抑えて飲み込めばいいこと。

腹を立てて好転したことなど、人生ただの一度もない。

 

 

 

じゃがいもと大根を下ごしらえして、昆布と白出汁でつゆを作る。

こんにゃく、はんぺん、ちくわ、ちくわぶ、結び昆布、結び白滝、つみれ、紅生姜さつま揚げ、冷蔵庫にたくさんある茹で卵。

昼前からおでんを作ってる。

明け方寒くて目が覚めて突然「おでん。」と思った。

冷やしたノンアルで一杯やろう。

 

 

 

 

娘を隣に貧乏人のアウトレット向け。

ヘビメタバンドのコラボ品が今日発売だそうだ。

開店と同時に着くようにTOCOTとことこ。

 

あー・・

うん・・

 

想う人が居ないって楽だな。

こんな気分はいつ以来だろう。

違うか、

 

諦め切ったたから楽なのか。