発症6日目 | Chapter 2,682〜

Chapter 2,682〜

非表示にしたものも含めると2,800話くらい?
これ8章。

 

 

そう言や山に居た時に、

「信州信濃の蕎麦よりも〜」

ほんとに言うやつ俺以外で初めてみた。

いや別に俺のオリジナルじゃないけどさ。

 

 

 

「21時過ぎに帰ります」

 

娘からLINE。

 

雨上がってるよ。と返す。

 

 

21時。

隔離部屋の布団を敷き直してエアコン、ドライに入れて、

そろそろ寝ようかね。

ん?

 

「ぼつ。ぼつ。ぼつ・・」

 

ありゃ。

 

 

また降って来たよ。とLINE

 

「急ぎ足で歩いてます」

 

(こりゃ傘持ってねえな)

 

 

部屋着のままビーサンつっかけて差す傘、持つ傘。

バス通りを駅へ「ぺったし。ぺったし・・」

(多分西友に寄るな)

ちょうど西友から出て来る娘。

傘の先っぽ持って差し出す。

 

発症日数から言って、俺のウィルスはもう感染力が弱い。だから迎えに来ても大丈夫だと思うよ。

 

「うん。ありがとー」

「プロがやってるから二次感染はあんまり心配してないのよ」

 

 

玄関入る頃には結構な雨。

 

 

 

昼を過ぎた辺りで「ぼろ。ぼろ。」と肺の中で何かが剥がれ落ちてるんじゃないか?てくらい、急速に肺の痛みが治った。今考えてみれば『肺炎』だったのか。

「5日目から快方に転じる」ってほんとなんだな。朝から熱もないし。

と思った。

 

ら、

 

その頃から風邪の引き始めのような咳。

じゃないね、咳は元々あったから、重い咳が『軽いけどちょっとだけ痰が絡んで、でもその痰が切れない鬱陶しい咳』に変わった。

その咳を「ケンケンケン・・」とする度に顔が膨れるような熱くなるような感覚。

 

え。

 

アルコールで拭いて片付けた体温計もっかい出す。

 

・・・・・37度6分

 

まーじかー

 

それでも頭痛も肺の痛みも喉の痛みも治って来て、咳と熱と鼻詰まりだけ。もうひと息だと横になる。

食欲はあまりない。買って来たお弁当も手を付けないまま冷蔵庫。温かいつゆものならと作ったカップ麺も半分残して捨てた。

ありゃー、俺としたことがー、もったいない。アイスも飽きちゃったし・・

お(ぴこーん。)

閃いた。

 

餃子焼いて20個完食。

 

なぜだ?

 

 

今6日目の朝5時半。

あの「adidasかよ?」の検査キットくっきり3本線から4日。

今日1日でどこまで回復するか俺の体力次第。

一応、隔離体制は今日で終わり(筋トレギター部屋、掃除機掛けなきゃ。布団「バサバサ」ほこりが凄い)だけど明日から普段通りはまだ無理っぽい。

数時間以内に「ラーメン行く?」と大家からメールが来るだろう。

 

ちーっとまだだめだな。

 

昨日、弦師匠に「しばらくスタジオ遠慮します」と連絡。プロのスタジオミュージシャンに感染させたら、恩を仇。

 

今朝回復率70%くらい。

「キッツい」「これはキッツい」の時期はやっと終わった。

 

 

 

と思う。

多分。

俺は体力お化けだからこの程度(???)で済んだ。

皆さん、舐めちゃいけない。くれぐれもご自愛を。

 

 

ルンバ放し飼いにした後、掃除機かけて雑巾がけしてギター部屋再構築完了。

ほ。