「パリ」
「パリっ」
「はむん。」
「パリぽり」
駅前のセブンでアイス買って(ワッフルコーン・リッチミルク)食べながら帰って来た。
くたびれたガタイのいいおっさんが、アイスを食べながら夜道を歩く姿は不気味だったかも知れない。
なっがいいっちにちだったなぁ
搬出のトラックが早く着くだろうし、
面接のスーツも持って行くから、
7時20分出勤。
ほんで前日記のあれこれあって、
「あれkenさんまだ行かないの?」
「時間いいの?大丈夫?」
管理職に言われて慌てて着替えて本庁。
だれだよめんせつじゃなくてざつだんなんていったやつ?
前職場でとってもお世話になって良くしてくださった方々だけど、
ちゃーんと面接だった。
ノックして入って「どうぞお座りください」だった。
あわあわした。
「しゅくはくりょーよーで働いたこの三年間を簡潔に言い表してください」
(えええーっ。か、課長それ意地悪でしょー)
「それによってkenさんは何を得ることが出来ましたか?」
(最愛の人を失いました)
「当局での仕事は今までとはまったく違うわけですが、それに向けての意気込みをお聞かせください」
(ひと月頑張ったらボーナス)
「最後に一つお伺いします。kenさん今の健康状態はどうですか?」
(え? この大胸筋見ればわかるでしょ)
何を喋ったか覚えてない。
話の落とし所を、どう付けたのかも記憶にない。
舐めてかかりましたやられました。
でもまーいーや。
おーわった♪
時間休1 時間で職場に戻って着替えて、最後の感染性廃棄物収集の準備してダイソンかけたら定時。
今日はこれから『解散式(昭和の暴走族か?)』て飲み会。
隠れ家みたいな居心地のいい、おしゃれで清潔な、それでいて高くない居酒屋(しっかし酒飲みってお店良く知ってるよねー)
乾杯の後、管理職の皆さんに「良く働いてくださいました」とお礼を言われ、こちらこそほにゃららのへにゃらら。
皆さん真面目な方ばかりで粛々と仕事の話。
・俺が「幽霊」と言ってた医療チームの美人、大変なセクハラに遭っていた。
・茄子の複数人もセクハラに遭い、正式に本庁に申し入れた。
・それらの事案が問題になり緊急に人事異動を発令。
・管理職同士のパワハラがあり、退職希望者が出た。思い留める条件として玉突き的な人事異動が起きた。
おーれぜーんぜん知らんかった。
ほぇえ〜
そーだったんですかー
えーほんとにー
結局の所、俺は自分と自分にまつわる事しか興味ないからね。
でもちょっとだけびっくり。
医療さん茄子さん達との微妙な距離感はこれだったのか。
鈍感な俺にはわかんねえ。
お酒が進んでちょっと緩くなって、
目の前の肴(焼き魚)の「皮を食べるかどうか?」「人前で皮を食べるのは下品じゃないか?」て話題。
ふーんふーんて聞いてた(俺はおよそ飲み会で影が薄い)
「kenさんどう思います?」
うーん・・・とですね。
数年前まで一緒に居てくれた人がですね。
塩鮭の皮を俺の分まで食べてくれるんですよ美味しそうに。
俺ね、
それ見てすっごく幸せな気持ちになって。
そんなん初めてなんですよ。
あ。この人と一緒に居たい結婚して欲しい。て思いました。
「ほぉ〜」
「その人とはどうなったんですか?」
それ聞きます?
お酒が進んで、座が乱れて、
つっかさー、
おっさんの飲み会って真面目な人達だろうがそうでなかろうが、
絶対、下に降りてくのな。
「kenさんって大概のせっくすしたことあるでしょ?」
(た、たいがい? え。え?)
22時半、アイス食べながらとぼとぼ帰宅。
なっがい一日でした。
お料理美味しかったです。
ノンアル5本飲みました。