先週の話 | 幸福恐怖症を抱えた女の幸せ探し

先週の話

 

 おいらがやけどした右足を痛い痛いと言っていた先週末、実は彼の体調も悪かった。

 あまり顔に出さないタイプだけど、明らかに返事が淡白で、しんどそうにしていたので病院送り迎えをしてくれた後、熱を測らせた。

 

 

「あれ、38.5度だって」

 

 

「うわ、まじで! なんでゆわんのー>< 一緒に診てもらえばよかったのに!」

 

 

「昨日からだるいなーと思ってたけど、熱あるなんて思わなかった^^;」

 

 

 38度越えはかなりしんどいはずなのに嫌な顔せず病院に連れて行ってくれていたのかと思うと、胸が痛む;ω;

 自分のやけどの痛みで精一杯になってしまってたことに猛反省……ごめんなさい。


 まだ昼過ぎだけど慌ててお布団を敷いて(←片足で頑張った)、厚着させて夏用掛け布団をかけて寝かせる。

 おいらが以前、熱出した時に使っていた「熱さまシート」か「冷えぴた」か、なんかそんなやつが残ってたので取り出す。

 

 

「これ貼ろう」

 

 

「え~、いいよ~^^;」

 

 

「だめッ。 歳いってからの高熱はしんどいんだから!」

 

 

「歳いってからとか言う~;;」

 

 

 有無を言わさずシート開封。

 

 

「はい、おでこだして」

 

 

 仕方なく大人しく自分で前髪を両手で上げる彼。

 目を閉じて、シートを貼られるのをおそるおそる待機してる。

 

 その姿が、

 

 

 超かわいいの。

 

 

 そのまま寸止めしたろかと思うほどかわいかった。(悪

 

 

「はい、貼れたよ~」

 

 

「つめたー。 ていうか暑い~^^;」

 

 

「ちゃんとお布団かぶって、ほらちゃんと汗かかないと!」

 

 

「むうー」

 

 

 半ば押さえつけるように寝かせて、口では不満げな彼の顔を見ると、これまでにないほど顔がゆるんでる。

 

 

「な、なに笑ってるの? Σ('д' 」

 

 

「 *´ー`* 」 ←こんな顔。 目をきらきらさせて。

 

 

「なにそのうれしそうな顔w しんどくないの?(笑」

 

 

「……だって、看病されてる^^」

 

 

 無理矢理押さえつけるように寝かせてる状態を看病と言うかどうかはわからないけど、こんなふやけた顔の彼はあまり見たことないw

 いつも眉間にシワ寄せてて、ぱっと見こわーいお兄さんなのに-ω-

 

 

「何言ってるんよ~w  うわ、あ!!」

 

 

 貼ったシートを見ていて、ふとその眉間に視線がいった。

 いつも眉間にシワを寄せているだけあって、そこには深いシワ痕がある。

 

 

「眉間のシワの溝のとこだけ、日焼けしてないよ!!ww」

 

 

「げ、まじでww」

 

 

 お日様の下でもいつも眉間にシワ寄せながら道歩いてるんだろうなぁって想像したら、二人ともすっごくおかしくて笑いまくった。

 大人で、怖い顔してるけど本当は淋しがり屋さんで、小学校卒業して以来一人暮らしだったからか構われることに慣れていなくて、こんな小さなことで喜んでくれる。

 かわいくてたまんない。

 

 ずーっとそばにいたいよ。