[読書] Le;0 -灰とリヴァイアサン- 読了 | FFXI FreaQ-Ency

[読書] Le;0 -灰とリヴァイアサン- 読了

作品概要
「 Le;0 -灰とリヴァイアサン-  著:六塚光 イラスト:CH@R 」

 地殻変動によってバラバラの島々となり、リヴァイアサンと総称される大海獣に
 脅かされるようになった日本。リヴァイアサンに対抗できる存在は、
 ヴァンパイアと、サイクラーと呼ばれるそのパートナーのみ。

 そんな島々の一つ・大蒜島に流れ着き、島をリヴァイアサンから守ることになった
 ヴァンパイアの姫乃とサイクラーの顕九郎。二人の活躍で島は平穏へと向かうかと
 思われたが、顕九郎の過去を知る存在がその魔手を伸ばしてきたことから、
 島へ最大の危機が訪れることに……。

 六塚光がおくる、渚で繰り広げられる一大アクション、開幕です。

一迅社文庫 公式HPより

※例によってこの先ネタバレがあったりなかったりします。
 見る人は注意してくださいね!



地殻変動によってほぼ年中夏模様になった上に群島地域となってしまった日本と
海と海獣(リヴァイアサン)とヴァンパイアっていう組合せがスゴイ発想だな、と。
「美人のヴァンパイアが水着姿で戦う」とかどういう発想なの? と。

ヴァンパイアっていうと「日の光に弱い」っていうのが割とポピュラーな
怪物としての設定イメージだったりして、陰鬱なホラー的カンジするけど、
そこを敢えて日の下に思いっ切り引っ張り出してきて
アクションモノにしてしまう、その発想。…アリだ、これ。

ヴァンパイアと人間および転生師(サイクラー)たちの設定も面白いね。
作中のヴァンパイアたちも当然「日の光に弱い」とか色々弱点があるわけなんだけど、
その設定をうまく使って、海獣とヴァンパイアと人間の三すくみ、じゃないけど、
ヴァンパイアと人間の共闘関係を作り出してるのよね。

ヴァンパイアの発祥とか海獣の発生要因とかは謎なんだけれども、
この作品の場合、そこはあんまり重要じゃない…かな?
やはり要点は「美人のヴァンパイアが水着姿で戦う」コレだ。


表紙の娘がヒロイン(おそらく)の姫乃さんなんだけど、カバー絵とか
口絵に描かれてる姿から、自分が想像してた性格と随分違ったわ。
ツンデレのヤンチャ乱暴語タイプかと思っていたら、おとなしめで割と控えめ
丁寧口調だけど芯はしっかりしていて、怒らせると怖い系(しかも関節技使い)だった!
しかし、なんで関節技なんだろうか…?w

主人公(おそらく)の顕九郎も割と主人公ぽくないというか。
姫乃さんもあんまりヒロインというカンジがしなくて、この二人の関係も
なんだか妙な関係なのよね。乳母と育ての子的な関係でありつつ、
従者と主人というか。ヴァンパイアと転生師という関係もあるけど、
恋人関係というカンジはないんだよな。ナンダカ複雑だわ。

というか、この作品の雰囲気自体がそもそもラノベに割と多い
バトル系ラブコメというカンジではないからだろうか。
売上げ次第で続編があるかもしれないとの事だけど、続編があるとすると
この後の展開はどういう方向に行くんだろうか…? 想像出来ないな…。
んー、やっぱ、主人公の顕九郎周りからの展開かなぁ。


日本バラバラだし海獣が襲ってくるしで、危機感的には大きいのだけど、
あんまりそれを感じないというか。ヴァンパイアが出てくるのに、
ホラーっぽくないし、むしろバトルアクションものですし。
海と美女(ヴァンパイアだけど)完備で夏に相応しい、とも。

顕九郎もすねに傷持つじゃないけど、割と暗い過去を背負っているのだけども、
やはりそれを感じないというか。比較的明るめの雰囲気で物語が展開してるなぁ、
という印象。読後感は割と爽やかでしたし。
作者的にそういう作風なのかなー、といった所ですかね。

まあ、そんな感じで、あんまりまとまってないけど、
面白かった! という事で。



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