暗号通貨の取引所における資産管理が注目を集めいています。
コインチェック事件で暗号通貨取引所のウォレット（口座）で資産を管理するのは危険だと認知されました。大げさなところもあるかもしれませんが、取引所がハッキングを受けるリスクはどうしてもあります。
今回は破綻する可能性が低い取引所である「分散型取引所」について、分かりやすく説明します。
コインチェック社によるネム流出事件
コインチェック社が暗号通貨ネム約580億円を流出した事件がありましたね。現在、コインチェック社はユーザーの暗号通貨に対して補償を行うとしています。とはいえ、確実にお金が返ってくるとは限りません。
今後、暗号通貨投機を行うユーザーは、ウォレット（口座）のセキュリティに注意を払う必要があります。
破綻しない暗号通貨の分散型取引所とは
分散型取引所とは、新しい取引所として注目を集めている暗号通貨取引所の形です。中央集権的に運営管理する取引所に対するハッキングや破綻リスクを避けるために、分散して暗号通貨を保有します。
分散して保管してあるので、一か所がハッキングされても、全ては盗まれないです。
従来の暗号通貨取引所は狙われやすい
暗号通貨の取引所はハッキングの被害に遭うことがしばしばあります。基本的に販売所の機能を持つ暗号通貨取引所は、個人の暗号通貨のウォレット（口座）を取引所内で作成管理することが多いです。
取引所は、365日24時間もインターネットに繋がっているので、絶対ハッキングされないとは限りません。特に、多くの暗号通貨を奪える中央集権で、一か所に暗号通貨を保管している取引所は狙われやすいです。
分散型取引所一覧
イーサデルタは、暗号通貨イーサリアムが取引の中心となる分散型取引所です。イーサリアムのプラットフォーム上で取引きされるためユーザーが多くの取引を成立させやすいです。
メリットは、イーサリアムベースに作成された暗号通貨がはじめに上場する確率が高いことです。まだ知名度が低く、今後価格が高騰する可能性のある暗号通貨を安価で購入できるかもしれません。
オープンレジャーは、デンマークの会社が暗号通貨コミュニティーと共同で開発した分散型取引所です。開発に携わる会社が存在するので、企業が運営していない分散型取引よりも安心かもしれません。
あくまでウォレット（口座）は個人に紐づいているため、開発企業がお金を動かす権利はありません。
CryptoBridgeは、シンプルで機能的なサイトデザインに加えて、登録も簡単です。日本語にも対応しているため、日本人には使いやすい分散型取引所と言われています。
取引されている暗号通貨はモナコインやビットゼニー、ビットコインなどです。取引所の機能しか持っていないため、交換するためのモナコインやビットコインは販売所の機能を兼ね備えた暗号通貨取引所で購入しましょう。
Waves Lite Clientは、暗号通貨ウェーブスのプラットフォームを使っている分散型取引所です。ビットコインだけではなく、円やドルなどの為替や金融商品との交換も可能です。
機能が多く、独自の暗号通貨の発行やウォレット（口座）機能もついています。独自の暗号通貨は案内いしたがって簡単に作成できます。実際に、ウェーブス上で作成した暗号通貨は、ICOされ、最終的に取引所に上場しました。
分散取引所の今後
暗号通貨取引所への攻撃から受ける被害が多くなるにつれて、分散型取引所やウォレットへの関心は高まっていきます。ただ分散型取引所は、企業が運営している取引所と違って、様々なデメリットがあります。
「動作が遅い」「取引が集中するとエラーが頻発」「保証がない」等のデメリットがあります。これから注目度が増していくにつれて、技術力があがってデメリットは解消されていくでしょう。