みなさんは、暗号通貨をどのように買っていますか? クレジットカードや銀行振り込み、コンビニ払いが多いです。暗号通貨が値上がる前に、すぐにでも買いたい場合、クレジットカードを使いますよね。それ以外の方法だと、23日かかるときもあります。

 

昨今、暗号通貨関連で眠っていた問題が明るみに出ました。資産が半値になったり、詐欺に合ったりした人が続出しました。クレジットカード会社が暗号通貨の問題に加担していると、世間で白い目で見られかねない。

 

お金を取り扱うクレジットカード会社は評判が地の底に着いたら、収益にも影響をきたすだろう。その建前があり、暗号通貨から消費者を守るためにも手数料を高くしているのだ。そうすれば、クレジットカードを使う人が減ってくれるからです。

 

クレカの暗号通貨取り扱い方法が変更

 

20182月から、ビットコインの投資家たちはクレジットカードの明細書に載せられた追加料金に気が付き始めた。ビザやマスターカードがビットコインやアルトコインといった暗号通貨の購入方法を再分類することを決定した。

 

ビザとマスターカードは、暗号通貨取引所を通した暗号通貨購入のためのクレジットカード使用が再分類された。この取引は、購入ではなく、キャッシングサービスに分類されるようになった。

 

キャッシングサービスとは、クレジットカード会社などが小口で短期間の融資を行うことです。消費者金融の場合は高額ですが、キャッシングサービスの場合は少額を借りることができます。つまり借金です。

 

さらに悪いことに、キャッシングサービスには消費者がクレジットカード使用時に、標準的な無利息の期間はないです。キャッシングサービスを利用した瞬間に、取引は成立して日々の利息が発生します。

 

例えば、ビザやマスターカードを使用して取引所で50万円分のビットコインを即購入すると、約5万円の手数料と利子が必要となります。暗号通貨の取引所では5%ちかくの手数料が取られ、クレジットカード会社からは5%の手数料が課金されます。

 

それぞれの手数料は会社ごとに違います。最低、10%の手数料が取られますが、もっと高額な手数料もあります。まずはご自身が利用している取引所のクレジットカード手数料を確認してください。

 

クレジットカードで暗号通貨を即購入できなくなった

 

手数料だけで10%も取られてしまったら、支払いの選択肢からなくなってしまいます。クレジットカードによる即購入のメリットがないからです。

 

激しい値動きが魅力の暗号通貨ですぐに購入できなかったら、チャンスを逃します。それ以外の購入方法では、手足を動かして入金する必要があるので、時間がかかり面倒でもあります。

 

海外の取引所コインベースは、顧客へのメールの中でクレジットカードの仕様変更を明記しました。クレジットカード会社から「追加のキャッシングサービス手数料」がかかる可能性があると文章が載せられていました。

 

クレジットカード会社の対応や規制は、これからが本格化

 

狭く深く広まっていた暗号通貨が、突如として一般的な存在となりました。新しい通貨という考えもあれば、投資対象という考え方もあります。各国の政府でさえも取り扱いに困っています。

 

暗号通貨がどのような世界に影響するのか、まだ誰にも見えません。取引所による暗号通貨の流出や暗号通貨の詐欺によって、印象が最悪の状況なのも事実です。現状、クレジットカード会社の対応や政府による規制が良い方向にも悪い方向にも行ってしまうでしょう。