こんにちは
認知症リハビリテーション専門士の
菅野洋子(かんのようこ)です。
今回は水分摂取について、
考えていきたいと思います。
さて、みなさま……
1日にどのくらい水分を摂っていますか?
最近は、お水を飲むことの重要性が認識されるようになってきていますが、
「1日にどれくらい飲んでいるんだろ?」
「ペットボトル1本ぐらい飲むかな?」
とおっしゃる方が多いかもしれません。
人によって、
飲む量にはかなり差があるようです。
★1日の水分摂取の目安量は
『 体重(kg)×30ml 』
例えば50kgの人でしたら、
50kg×30ml=1,500mlになります。
※ただし、心臓や腎臓などの病気で水分制限がある方は、主治医の先生の指示で飲む量を調節することが大切です。
人間の身体は、
半分以上が水分でできています。
適切な水分量があれば、
細胞一つひとつが瑞々しく元気に働きます。
その結果、内臓も機能しやすくなり、
身体のだるさも少なくなります。
身体がだるいと、
気力や集中力が落ちることは、多くの方が経験がされているのではないでしょうか。
内臓が機能し始めると、
血液が流れやすくなり、脳血流を促して、脳細胞に栄養素や酸素を届けることで、
脳のごみを排泄して脳の機能を保ちます。
さらに、便秘も解消しやすくなり、
老廃物も流れやすくなります。
このように、
身体をスムーズに動かすためには、毎日適量の水分を摂り続ける必要があります。
まずは、
1日どのくらい水分を飲んでいるか、
確認してみましょう。
ただし、
水分摂取の目安量を
いきなり飲もうとしても続きません。
まずは、
1日コップ1杯の水分を
増やしてみてください!
認知症の改善のために、
だれでも、いつでも始められる
第一歩になると思います!
「もともとお水は飲むようにしているよ」
「コップ1杯の水を飲むことを始めた」
「お水と認知症が関係してたの?」
など、ご意見・ご感想を、コメントでお知らせくださると嬉しいです。