・IT需要は今後拡大するが、我が国の労働人口は逆に減少することが見込まれるため、IT人材の需要と供給の差は、需要が供給を上回り、2030年には、最大で約79万人に拡大する可能性があるとの試算結果が出ている。
・経済産業省の調査によると、デジタル人材の確保・育成に向けての取組について、「社内・社外研修の充実」を挙げる企業が多い一方、「特に何も行っていない」との回答率も高い。
・デジタル人材の確保・育成に向けての取組について、アメリカでは、「デジタル人材の中途採用」が多く、「デジタル人材の新規採用」や「関連会社からの異動・転籍」は少なくはなく、「デジタル人材の新規採用」、「デジタル人材の中途採用」、「関連会社からの異動・転籍」は多い。
・日本ではICT企業に所属するICT人材の割合が、ユーザー企業所属の人材の割合よりも圧倒的に多く、ユーザー企業にも多くのICT人材が所属する諸外国とは対照的である。
IT:Information Technology(インフォメーション テクノロジー)
ICT:Information and Communication Technology(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)
IoT:Internet of Things(インターネット オブ シングス)]
IT:情報技術そのもののこと「情報技術そのもの」
ICT:通信技術を使って人とインターネット、人と人が繋がる技術のこと「情報通信技術の使い方」
IoT:人を使わずモノが自動的にインターネットと繋がる技術のこと
活用例:
IT:コンピューター、ソフトウェア、アプリケーションなど
ICT:メール、チャット、SNSの活用、通信販売の利用、ネット検索など
IoT:自動運転、スマート家電など
国際的にはIT、ICTどちらの技術も「ICT」と認識されているため、日本でもICTという言葉が定着し始めている。
2030年IT人材が最大79万人も不足するって本当?政府はどんな対策をしている?