いつもありがとうございます。
大阪在住ヘナインストラクター
en clair[アンクレール]の おっこです。
今年1月から月２回通っていた
伊泉龍一先生のマルセイユタロット講座。
大アルカナ２２枚を学びます。
最終日はカードの説明というより
伊泉先生がタロットを通して伝えたいことを熱弁されたように思います。
隠者 審判 世界 運命の輪
とりわけ「隠者」の説明には時間をかけられました。
ウエイト・スミスタロットの絵の方がわかりやすいかな。
隠者↓
カードをそのまま見ると
過去を振り返ったり 色々考えたりする時ですよ～って感じですが
隠者にはもっともっと深い意味があり
周りの価値観と違和感を覚えたなら
盲目的に周りを信じて従うのではなく
感じた差異を大事にする
すなわち考えざるを得ない状況であるってこと。
考えること（内容）は
答えがひとつではないことだったり
答えがそもそもないこと
自分をみつめる・・・
模範はない 尊敬する人もいない
自分の人生の道は自分で作る
それを考える。。
隠者になることはとても大切なことなんです。
何故か？
私って何？
という問いがなければ
タロット物語の完成形である
世界のカードにたどり着けないからです。
私って何？という隠者の問いをたてるからこそ
審判のカード 天使の呼びかけを聴いて甦ることができます。
思いもしなかった呼びかけを受け入れ
自分の固有性を認め 活かして
自分のありのままを受け入れる。
私だからこそできることやっている時に人生の意味を感じられる
自分が人生の意味を作り出す。
それこそが自己肯定。
それを世界 のカードは示しています。
自分の願望実現＝自己肯定、幸せなのではない！と
伊泉先生は色んな例え話を用いて力説されました。
タイ米の例えはとてもわかりやすかった笑
日本米のようになりたいタイ米君
どんなに工夫して炊いても
日本米のようなもっちり感は出ない。
納豆ちゃんと結ばれたいと熱望しても
どんなに頑張っても美味しくない。
でもそこに固執して頑なに頑張り続けるタイ米君。
どうしてももっちりふっくらになりたい！
どうしても納豆ちゃんと結ばれたい！
それこそが自分の幸せなのだと。
（＝閉じた状態）
ある日ふとタイ米君は思います。
何故自分はこんなにパサパサなんだろう？
インド米さんは自分よりも少しはふっくらだ。
タイ米の私はインド米にも負けている
インド米とも日本米とも違う、納豆とも合わない自分は一体なんなんだ？
というのが隠者の問い
そして自分を活かす道を模索しようとしたとき
（＝開いた状態）
グリーンカレーはどぉ？という思いもしなかった呼びかけが・・・
閉じた状態の時には届かなかった呼びかけです。
周りの常識からははずれた呼びかけでもあります。
でもタイ米君はその呼びかけを受け入れ蘇ります。
というのが審判のカードです。
その後の展開は想像できますね
あらゆる可能性に目覚めたタイ米君。
子供の頃から夢見ていた納豆ちゃんとは結ばれなかったけど
思いもしなかったこんな人生があるってことで
タイ米君の物語は完結するのです。
自己を肯定して生きる術をタロットが教えてくれるのです。
伊泉先生の講座は
ただカードの意味を説明するってだけじゃなくて
そこには伊泉先生のメッセージがありました。
ああ だから私は
占い師になりたいわけじゃないのに
ここに通い続けていたんだなぁ。
私もヘナを通して
自分のメッセージを伝えられるように
研鑽を積んでいこうと思います。
まだまだおぼろげです。
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