結果として、
フランス人の女の子を上手く利用する形になってしまった。

早く、性病検査を受けることにしよう。



しかし、童貞問題は、私にとって、
問題としてあまりにも大きくなり始めていた。

速攻をしかけなければ、
母体(私の思考回路)自体に危険が及ぶ可能性があった。


彼女を上手く利用してしまうという形になりは下が、
その
小さな営みの中にも、
私が与えることが出来るものは、
惜しげもなく与えたつもりだ。

彼女には言わなかったけれども、
私は童貞だったわけだし。



現段階では、
早めに自分に性病の可能性がないことを立証し、
余計な不安を断ち切り、

フランス語を楽しみながらものにする。



質実剛健を旨として、今まで生きてきたため、
まったく価値観の異なるフランス文化を
消化することは、

私を多岐にわたる存在にするという面で
役には立つ。


今思い返せば、
極限に至るまでの孤独生活の中、
「誓い」という一言だけでは、
前に進むことは難しかった。

自分の命を差し出すような真似はしない。
私は、
どんなに外道になったとしても、
フランス語、英語には必ず味方になってもらう。

そして、
チャンスを待つ。


お金は、両親兄弟はじめ、
人の役に立つつかいかたをする。


しかし、同時に私は自分の幸せも追求する。




おそらく、「本物」には、歯が立たなくなったのだろう。

しかし、
外道には外道のやり方、
筋がある。


すさまじく研ぎ澄ました
柔らかな力を持って、
金を稼ぐ。


第一優先は、両親が安心して暮らせる
十分な資金の確保だ。

そのために
剣をとめるような
「坊ちゃん」ではなく、

目的のためならば、
相手と刺し違える覚悟が
必要ということが
今までよりも
より明確に
認識せざるを得なかっただけだ。


目的達成のためであれば、
どんなものでも乗り越えてみせる。


それが私が唯一今言える
結論だからだ。