切実な願いだよ。
生活がかかってるんだもの。
子どもには夢を書きなさいとか言ったけど
今の私ときたら
すっかり夢見る歳の頃でもないわけで
お金持ちになりたいとか
玉の輿に乗りたいだとか
願ったところで、到底、叶うはずがないって
ちゃーんと分かってるんだ。
私の願いなんて、ささやかなものさ。
採用してほしいだけだ。
この55歳、28連勤だってこなしてきた。
朝から晩まで文句も言わずに働いてきた。
サービス精神も誰よりも旺盛だ。
雇わないなんて大損だって分かってるのかな?
年齢の壁は思ったよりも、高すぎた。
何回となく応募した。
35歳までですと断られても
挫けるもんかと応募した。
百貨店勤務経験はありますか?って
敦賀に百貨店なんてねーよっ!
だんだん心が折れそうになった。
バキバキとへし折れても
この先の生活を確立するために
粉々になるまで、挑むしかない。
順調だった人生に汚点。
これらすべてがコロナのせいだとは言わない。
ただ一時期、流れが滞ってしまって
タイミングが狂っただけだ。
社会が再び動き出しても
私だけ始まらない。
コクコクと流れだしたのは
やるせない時間にすぎない。
ここでこの企画に乗っかって
願いが叶うものなら・・・。
手が届きそうで、届かない。
私が差し伸べた手を、握り返してくれ。
私に、仕事を下さい。
子どもたちがまだ小さい頃。
近所のおっちゃんがでっかい笹の木を
山から切り倒して、持って来てくれた。
色とりどりの折り紙を、短冊にして
子どもたちに願い事を書かせた。
私って、面倒くさがり~のくせに
こういうイベントには、本気出す。
3人の子供たちが、無邪気な願いを
七夕に託してたのが、ついこの前のようだ。
あぁ、私は本当に歳を取ったんだなぁ。
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