6畳一間、風呂なし、共同トイレの古びたアパートが始まりだった。
私たちには何もなかった。
テレビも電話も冷蔵庫もない。
あるのはただ互いを想う気持ち・・・
それだけだった。
薄っぺらな布団の上で、冷えた体を温めあった。
ふたりの吐く息の白さに、顔を見合わせて笑った。
いつまでも、いつまでも・・・
こんなふうに笑っていられると・・・
信じて疑わないふたりだった。
ふたりはまだ幼かった・・・。
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