この本1冊がすべて銀色夏生の撮ったモノクロ写真。
しかも1枚1枚がタイトルの通り、ポストカードになっているという優れもの。
著者本人は最後のページと最後から6番目の写真がお気に入りだそうです。
ちなみに私のお気に入りは表紙にも使われている3枚目の写真です。
下にその写真を紹介します。
++++++++++++++++++++
++++++++++++++++++++
どの写真も静寂の世界があって、まるで時が止まっているかのような
そんな錯覚さえ感じます。それでも時はさらさらと流れていく・・・・。
モノクロであるゆえに、儚げなところがたまりません。癒されますよ。
*書籍名・・・・・POST CARD
*著者名・・・・・銀色夏生
*出版社・・・・・角川文庫
*発刊年・・・・・1989年