こんばんは
今日は昨日の続きを書きますね
手術の話を細かく書くので、そういうの読みたくない方は戻ってくださいませ
2019年2月7日 手術
この日は13時頃からの手術予定
手術までは絶食・絶飲です。
私の病院では、
絶食…6日24時まで
絶飲…7日10時まで
でした!
朝も検温&採血💉
そして朝9時頃から点滴開始
生理食塩水です。
何のためかは分かりません
あ、絶食・絶飲するからか(笑)
手術までは特にすることもないので
呼ばれるまでひたすら待機
手術室が空き次第、呼ばれるとのことでした。
11時ごろに、「予定通り呼ばれそうなので着替えましょう」と、手術着にお着替え。
浴衣みたいな膝丈のやつ1枚と、トランクスみたいな紙パンツ1枚です。
スッカスカ
担当の看護士さんが12時ごろに「13時着でと呼ばれました!心の準備しておいてください」って言いに来てくれたんですが、緊張がどんどん増してゆくw
もはやまな板の上の鯉状態なので、私はどうすることもできないし、スタッフの皆さま全てにお任せすることしかできないので、私が緊張しても何にもならないんですけど
カテーテル手術でもすごく緊張しました〜〜
13時直前に、担当の看護士さんと看護士長さんがお迎えに来て、最終確認☑️
まだ自分で歩けたんですけど、車椅子で手術室まで連れて行ってもらいました
手術室は何部屋もあって、受付で手術室の番号を告げられ、紙キャップを被ります。
おおー!ドラマで見るやつー!←
私の受ける手術室の前まで到着すると、そこでも最終確認☑️
ドキドキが止まらない
看護士さんが「大丈夫ですよ!!!また終わったら迎えに来ますからね!!!」と笑顔で励ましてくれたのですが、実はそれですごく安心しました〜
笑顔って偉大だな〜としみじみ。
そして銀色の扉が開き、いざ手術室の中へ…
ひーーーッ
めっちゃドラマで見るやつーーーッ!!!←
そこにはまさにドラマで見る世界が…
手術台までは自分で登ったのですが、登る前に既に「脱いでください」と言われ、紙パンツ1枚に。
一応隠してくれて、そのまま手術台の上へ。
なんだか空気の入ったシートが敷かれていて、裸でも寒くないようになのか、体温保つためなのか何なのかは分からないんですけど、あったかかったです
そして血圧計やら、麻酔用の何かやら、色々とセッティングが始まります。
まさに、まな板の上の鯉(以後、まな鯉)状態です。
衝撃だったのが、全身麻酔する前に、尿道に管を挿れられたこと
めっちゃ痛かった
何故、全身麻酔してから挿れてくれなかったのでしょうか(笑)
手術室には既に男女合わせて7〜8人くらいのスタッフさんたちがいて、なるべく女性の方が作業してくれたんですが、それでも恥ずかしかったです
視力悪くてほとんどスタッフさんの顔見えなかったのが、不幸中の幸いです←
そして尿管挿入後、ソケイ部の消毒をされました
中々の消毒の量で、「しっかり消毒するので、冷たいです〜」と言われたのですが、シャビッシャビのひったひたのガーゼで、ソケイ部周辺をびっちゃびちゃに消毒されまくりました
冷たいのとくすぐったいのと
これがまた男性にやられたから恥ずかしみの極み。(笑)
私だってあちらは何とも思ってないのは分かってるんです(2回目)
それでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
仕方ありません
消毒が終わると、何やらビニールみたいなシートを上に被せられました。
いつの間にか、酸素マスクみたいなのも被せられてました。
それから先生たちが点呼?自己紹介?してたような、、
すみません、手術中の話は多少順番が前後しているものあると思います
興奮状態なので記憶が曖昧でw
執刀医の先生
「○○さん 心房中隔欠損孔閉鎖手術(←手術名もうろ覚えですwww)を始めます。
予定終了時間、2時間以内。
予定出血量、50ml以下。
よろしくお願いします。」
他のスタッフさんたち
「「よろしくお願いします」」
『すごい、何から何までドラマみたいしかも出血50ml以下なんや〜、少な〜』
↑どこか楽しんでいる私ww
なんとなくふわふわとした感覚になり、おや?全身麻酔投入か?と思いきや、
麻酔医の先生が「ふわふわしてますか?これから全身麻酔入れますからね〜」と、まだ入れていない様子。
先生が「ちょっとチクッとしまーす」と言い、前日に印をつけたうちの1つに、管を挿入。
(前日の説明では、動脈に1本管を通すとのことでした。)
これも何故、全身麻酔の後にやってくれなかったのか
何かの事情があるのでしょうか
しかしもはや、まな鯉なので()、私もアドレナリンが出ていたのか、ふわふわした何かのせいなのか、ほとんどその痛みも気にならず
そしてついに、全身麻酔投入
麻酔医「ゼンマ投入しまーす」
執刀医「はい、お願いしまーす」
『ほ〜〜、全身麻酔はゼンマって略すんや〜』
↑直前まで楽しんでいる私ww
なんとなくふわふわするなぁ〜
鎮静剤ほど一瞬で意識落ちないんだなぁ〜
目つぶっておいた方がいいかなぁ〜
なんて思っているうちに、意識がたたれておりました
何度経験してもこの"麻酔で意識をたたれる感覚"というのは、不思議ですね〜〜
本当にフッ…と記憶がプツンと途切れちゃって、次に起こされた時には何にも覚えていないし、痛みも苦しみも何も感じないんだから、凄いなぁと思います。
全身麻酔を受ける前に、合併症のリスクも説明を聞きましたが、それだけ大変な事なんだなぁ〜と…。
麻酔医の先生は手術中、常に麻酔の量を調整しているそうです。
凄いですよねぇ〜
で、手術が終わった後は、まず手術台の上で「終わりましたよ〜!」と起こされました。
意識が朦朧としている中の記憶なので、実際に交わした会話なのか、私の妄想なのか夢なのかも分からないんですけど(笑)
先生に「成功したんですか…?」って聞いた気がします
それで「出来ましたよ。」って言われた様な気がします、多分…(笑)
そのまま、また眠ってしまい、回復室とやらに運ばれて、なんか色々声かけられたりされたんですけど、ほとんど覚えていません
麻酔がだんだん醒めてきた頃に、「お部屋に戻りますよ〜」と言われ、ストレッチャーでお部屋まで運んでもらいました。
その後も酸素マスクを着用。
部屋に戻ってからは、だいぶ意識がはっきりとしてきました
家族と喋ってても、あまり聞き取ってもらえなかったんですけど(笑)
私の意識ははっきりとしていたつもりですw
点滴と酸素マスクをはめたまま、ベッドの上でしばらくじーっとしていました。
傷口がすごく痛くて
「痛い〜〜痛い〜〜」ってずっとブツブツ文句を言ってました(笑)
しばらくすると、先生たちがお部屋に来てくれて、手術の流れを、手術中の画像と映像?で一通り説明してくれました。
が、私はベッドの上で起き上がれなかったので、見えませんでしたが
家族に丁寧に説明してくれてました。
今回、カテーテル手術で成功しない可能性もある、と事前に言われていたんです。
私の欠損孔は、上よりに位置しており、周りのヒダも薄かったりで、ディスクで挟めるかどうか微妙な位置にある、と。
こればかりは実際にディスクを入れてみないと分からないと、事前の外来の時に言われました。
もし入れてみて、これは無理だとなった場合は、そのまま撤退もできるし、次の日に帰れます、と。
そしてその場合は、開胸手術に変更になり、また後日予定を立てていくことになります、と言われました。
なので、初めにカテーテルで試してみるか、それとも初めから開胸手術にするか、どちらがいいですか?と、自分で選ぶことが出来ました。
カテーテルで出来る可能性があるのか?
そもそもやる価値がきちんとあるのか?
それに関してはもちろん、事前に先生たちが検討してくださり、「やってみる価値はあると思います」と言われたので、お願いすることにしました。
それでもやっぱりやってみないと分からないし、出来ない可能性もありますとは何度も言われていたので、どうか出来ますように〜と願うのみでした。
なので手術が終わった後、すぐに出来たのかどうか聞いたんだと思います、多分(笑)
結果、無事にディスクを入れることが出来て、本当に良かったです
手術の時間は、麻酔の時間などを含め、トータルで2時間でした。
実際に施術している時間は1時間だったそうです。
心臓の手術がこんなに早く終わるなんて、本当に凄いですよねぇ
医学の進歩をひしひしと感じました。
夜ご飯は普通に食べられました
ただ、術後は足の付け根を圧迫してしまうと、止血してあるところがまた出血してしまう恐れがあるので、絶対に足を曲げないで下さいとの指示が
実はこれがなかなか辛い
夜ご飯の時は30°までベッドを起こしてもよいと言われて、30°で食べてました(笑)
めちゃ食べにくい(笑)
まあまあ何とか普通に食べられたんですけど、看護士さんに「若いからだねー!」と驚かれました
ご年配の方だとやっぱり食べられないみたいです
年齢重ねるって大変だな…
将来は色んな事が出来なくなるんだな…と
ちょっと怖くなりました
ちなみに手術中は、あの恐怖の経食道心エコーを同時にやっていたので
喉にちょっと違和感が残っていました。
前回ほど痛くなかったです。
前回痛かったのは、自分が引っこ抜こうとしたからだったのでしょうかwww
下から管を3本、上からはエコーを入れられ、
すごい状態だったんですねぇ
写真撮っておいて欲しかったです(←)
夜中は腰が痛すぎて全然眠れませんでした
足を曲げられないのと、傷口が痛いのとで、全然動けなくて
看護士さんたちが何度か枕を持ってきてくれたり、身体の向きを変えてくれたりしたんですけど、
朝方はどう頑張っても痛くて、「無理…痛い…」とひとりで嘆いておりました
抜糸して先生からOKが出るまでは、絶対足曲げないで出血したら入院期間伸びますからねと脅されたので、頑張って耐えてました(笑)
本当に痛かった〜〜〜
長くなりましたが、手術当日〜朝までは、こんな感じで以上です
続きはまた次の記事にて