こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1927 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

7月11日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 雑学、昔話.
お花などを、あわせて紹介して
いきますね。

それでは、今日の記念日!

「世界人口デー」
世界の人口問題についての、意義を
高めるために制定された、国際デー

「真珠記念日」
1893年7月11日、真珠の養殖に
初めて成功したことを記念して制定
された、記念日です。





ほんなら、今日は日本昔話!
7月11日の、日本の昔話



『カッパのきず薬』

 (山梨県の民話)


 昔、武田信玄(たけだしんげん)の

家来に、主水頭守清(もんどのかみ

もりきよ)という医者がいました。


 ある日の事、守清が馬に乗って川を

渡っていると、馬が急に立ち止まりました。

「はて?」

   守清が下を見ると、何と川の中から

黄緑色の長い腕が伸びていて、馬の足を

しっかりと握っているではありませんか。

「その手を離せ」

   守清がどなりましたが、黄緑色の手は

馬の足を離そうとはしません。

 そこで守清は腰の刀を抜いて、その腕を

切り落としました。

 こうして動けるようになった馬は、

川を渡って向こう岸に着きました。

「しかしあの腕は、何だったのだ?」

   守清が馬からおりてみると、馬の足には

黄緑色の腕がくっついたままです。

 よく見るとそれは、カッパ

腕のようです。

 守清は、とても喜んで、

「これは、珍しい物を手に入れたぞ」

と、その腕を馬の足からはずして、

家に持ち帰りました。


 さて、その晩の事。

 守清がねていると、誰かがこっそりと

部屋に忍び込んできました、

「何者だ。名を名乗れ!」

   起き上がった守清が枕元の刀をつかむと、

それは慌てて言いました。

「お待ち下さい。わたしは昼間の、

 カッパです」

「なに、カッパだと?」

   守清が明かりをつけると、一方の

腕をなくしたカッパが座っています。

「カッパが、何用だ!」

「はい、実は、わたしの腕を返して

 もらいに来ました。

 もう2度と馬の足をひっぱったりは

 しませんから、どうか腕をお返し

 ください」

「とんでもない。どうせなら

 その残った腕も、切り落としてやろうか?」

「そればかりは、ごかんべんを!

 もし腕を返してくださるのなら、日本一の

 きず薬の作り方をお教えしましょう」

「ほう。日本一のきず薬とな」

「はい。これがわたしの作った、日本一の

 きず薬です」

   そう言ってカッパは、貝がらに入った

薬をみせました。

 その薬はカッパと同じ黄緑色で、とても

ネバネバしています。

「ならばこの場で、切れた腕を、くっつけて

 みせろ。出来るか?」

「はい、おやすいことです」

   守清が切り落としたカッパの腕を渡すと、

カッパはその切り口に貝がらの薬をたっぷり

とつけて、元のように自分の体にくっつけ

ました。

「これ、この通りです」

   カッパは腕をグルグルと回すと、腕を

つないだ部分を守清に見せました。

 もはや腕には、毛ほどのきずもありません。

「なるほど、確かによく効く薬じゃ。

 では、その日本一の薬の作り方を教えて

 もらおうか」

「はい」

   カッパは薬の作り方を、細かく話しました。

 守清はそれを、しっかりと、頭に叩き込み

ます。

 日本一の、きず薬の作り方を覚えた

守清は、すっかりうれしくなって、

「ところでカッパ。一緒に酒でも飲まんか?」

と、酒をとりに行こうとしたとたん、

ハッと目が覚めました。

「何だ、今のは夢だったのか?」

   床の間を見てみると、そこに置いておいた

はずの、カッパの腕がありません。

「そんな馬鹿な」

   守清は飛び起きると、縁側へと出ました。

 するとそこには、もみじの形をした

カッパの足跡が点々とついています。

「あれは、夢ではなかったのか?」


   次の日、守清はカッパに、教わった

きず薬を作って、信玄の館へ行きました。

 そして怪我をしている侍たちに、

この薬をつけました。

 すると、怪我の痛みが、うそのように

取れて、きず口も、たちまちふさかった

のです。

「なるほど、確かに日本一の薬だ」


   その後、守清は信玄の家来をやめて、

薬屋になり、この薬に、

『カッパのきず薬』という名前を

つけて、売り出したのです。

 すると『カッパの、きず薬』はたちまち

評判となり、ケガをした人が全国から

買いに来るようになりました。

 おかげで店はどんどん大きくなって、

守清が亡くなった後も書き残された薬の

作り方によって、店は何代にもわたって

繁盛したそうです。


(おしまい)


人もカッパも、

「相身互い」

     (あいみたがい)

ですね。


それでは、今日のお花!
7月11日の、今日のお花



[花言葉

「真実の愛情、親切」

《 鹿の子草(かのこそう) 》]


鹿の子草(かのこそう)は、薄桃色の小花が

たくさん集まって咲く姿を鹿の子絞りに

見立てて、この、名前がつけられました。

全体の草姿は、オミナエシに似ていて、

春に咲く事から、別名「ハルオミナエシ」

とも呼ばれます。北海道、本州、四国、

九州、朝鮮半島、中国の、山地の湿った

草地に自生します。



(かわいい、花 ですね)


ほんなら、今日は、この辺で。


熱き、激しい、「愛してる」は、もちろん

大切ですが、優しく、深い「思いやり、

助け合い」も、大切にしていきたいですね。


今日は、雨ですが、tenの、愛犬!

ビタローの、動物病院、通院日です、

19歳の、高齢犬ですが、二人

ではないかな?一人と一匹で、最後まで、

(やってくる日まで)

ガンバンるんるん、しますね。


それでは、今日も、

良い日になりますように!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 p(^_^)q