こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1915 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

6月29日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 雑学、昔話、
郷土の玩具に、お花 などをあわせて、
紹介していきますね。

それでは、今日の記念日!

「佃煮の日」



魚介類や豆類など栄養が豊富な食材を
使った佃煮の美味しさをアピール
するために、制定された 日 です。

佃煮発祥の地である、東京佃島の
守り神である住吉神社の大祭が
6月29日に、行われることから。

「熱帯地域の国際デー」



熱帯地方の諸国の持続可能な開発を
支援し、熱帯地方の文化や生物を
守るために、制定された、
国際デー。

「夢中でトレーニングの日」



運動する機会を作り、
スポーツ施設楽しむ
きっかけにするために、制定された 
 日 です。

夢(6)中でトレーニン(2)グ(9)
の、語呂合わせから。

ほんなら、今日は.百 物語!
6月29日 の、百 物語



『甚内と怪物』

 (和歌山県の民話)


 昔々、熊野(くまの)の奥の小口(こくち)

という里に、平家の残党で甚内(じんない)

という一人の侍が住んでいました。


 ある日の事、甚内が風邪をこじらせて

寝込んでいるところへ、茶坊主風の

男がやって来て言いました。

「甚内さま、これは万病に効く薬です。

 差し上げますので、どうぞ、お試しを」


 そして次の日も、また次の日も、同じ

時刻になると、その男がやって来て

薬をすすめるのです。

 ところが、その薬を飲むと病気は

かえって悪くなる一方なので、甚内は、

(あの男、ただ者ではあるまい。もしや、

物の怪(もののけ)では?)

と、考えて、鴉太刀(からすだち)という

伝家の宝刀をふとんの下に隠し持って

いました。

 すると、いつもの時間に男がやって来て、

今日も薬をすすめます。

(もう、だまされんぞ)

 男の様子をよく観察すると、

目が死んだ魚の様に白くにごっていました。

 そして肌がウロコの様にザラザラしていて、

生臭い匂いもします。

(やはり、こいつは人間ではないな。

さては、魚の物の怪か?)

 そう考えた甚内は、ふとんの下から

刀を取り出すと、

「てゃっ!」

と、男めがけて切りつけたのです。

 ところが男はさっと身をかわすと、

肩先に、かすり傷を負っただけで逃げて

しまいました。

「しまった!病ゆえ、太刀筋に迷いが

 あったか!」

   病気で歩けない甚内は隣に住んでいる

若者にあとを追ってもらうと、血の跡が

大立島(おおだてじま)のそばの淵まで

続いていたというのです。

 物の怪は、その淵の中に逃げ込んだに

違いありません。

 やがて、元気になった甚内は、

那智の浜の徳兵衛という漁師が七年も

かけて鍛えたという、立派な鵜(う)と、

伝家の宝刀の「鴉太刀」とを取り替えて

もらい、早速、淵の中へその鵜を入れ

ました。

 するとたちまち雷鳴が轟いて

淵の真ん中に大きな渦が巻き起こると、

やって来た鵜を呑み込んでしまいました。

「うむ。どうさたものか」

   甚内は鵜の事を心配しながらも、

ひとまず家に帰る事にしました。


 翌朝、雨のあがった淵には、

鵜の姿も物の怪の姿も見当たりません

でした。

 甚内が川の流れにそって探してみると、

小立島(こだてじま)の近くで、

全身傷だらけの鵜と、大きな大きな

アメノウオの死体を見つけました。

 あの茶坊主の正体は、この大アメノウオ

だったのか、それから茶坊主が現れる事は

ありませんでした。

 甚内は立派に戦って死んだ鵜を、

抱き抱えると、手厚く葬ってやったと

いう事です。


(おしまい)


鍛えられた、鵜は、

里のみんなを守って

くれたんですね。


それでは、今日の郷土玩具!

今日のお話は、アメノウオ の、
物の怪 のお話でしたね。
アメノウオは、川の物の怪!
魚と言えは、海の魚が主流ですが、
今日は、淡水魚の魚の玩具は、
ないかと? 探してみました。



中湯川の

鯰乗り猿 (福島県)


毎日、毎日、地震のない日は、

あるのかな?

わたしたちの国は、「地震、雷、

火事、ゲリラ梅雨」災いとは、

ご縁が深いですね。


そんな日本では地震は地下の大鯰

(おおなます)が、暴れて起こるもので、

普段は茨城県鹿島神宮の神、(怪力

聞こえた武甕槌神(たけみかづちの

かみ))が、要石(かなめいし)によって

鯰を押さえ込んでいるので、地震は

起こらないと信じられていました。

ところが、安政2年(1855年)の神無月

(10月)、折しも鹿島の神が出雲大社に

出張している隙に鯰が暴れて大地震が

起こってしまいました。そこで、

安政の大地震 以後 "鯰絵" と呼ばれる

錦絵が流行します。絵柄は実に様々で、

留守中の地震にあわてる鹿島神で

あったり、人々が鯰をこらしめたり、

鯰があやまったり、震災の後片付けを

手伝ったり、はたまた、復興景気で

潤った職人や商人が鯰に餅を振る舞って

感謝したり、するものまでありました。

(いつもの事ですが、私達は、

大昔から、明るい方 しか向かない

性質だったようですね)

今日の玩具は? 鯰の背に猿を乗せた

会津若松の中湯川土人形です。

「鯰(地震)を押さえて

 自信が付くでござる」

という意味だそうです。

鯰乗り猿 は、青森土人形でもみられます。


能登半島 の、ナマズ も、

皆で、押さえていきましょうね!

「がんばれ、日本」ではなく、

がんばる!日本人!ですね。


ほんなら、今日のお花!
6月29日の、今日のお花



[花言葉

「移り気、

 あなたは美しいが冷淡だ」

《 紫陽花 (あじさい) 》]


紫陽花(あじさい)とは、ユキノシタ科の

観賞用低木で、ガクアジサイの改良種

とされています。

高さは、約1.5メートルで、初夏になると、

球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達

した装飾花を多数つけます。

色は青から赤紫へ変化するところから

「七変化」とも言われています。

また、梅雨の定番の花で、昔はあじさいを

『あずさい』と呼んでいました。

「あず」は集まること、「さ」は真、

「い」は藍を省略したもので、

「集真藍」。

藍色の花が集まった様子をよく表した、

名前です。

あじさいの花は漢方で、解熱剤として

使用されています。



それでは、今日は、この辺で。


きれいなアジサイの七変化!

7つも変わるの大変やけど、

わたしたちなら、できるよね。

「千変万化」

読み 「せんぺんばんか」

意味 いろいろさまざまに変化すること。

tenは、アカンタレやけど、

みんなは、YDK

                (やれば、できる こ)

なんやから!


ほんなら、今日も、

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 🐵