こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1913 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

6月27日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 雑学、昔話、
郷土の玩具に、お花などを、あわせて
紹介していきますね。

それでは、今日の記念日!
「メディア・リテラシーの日」


(松本サリン事件発生翌年の、現場周辺)


テレビ信州 が、制定。

1994年の6月27日
松本サリン事件があり、
事件現場に住む無実の、男性が、
マスコミに、より、犯人扱いされる
報道被害がありました。

「ちらし寿司の日」
卵焼きなどの調理用食材を製造販売する
広島県の、株式会社あじかん
が、制定。



岡山のちらし寿司「ばら寿司」が
生まれるきっかけとなった、
備前岡山藩主・池田光政
の、命日。

「演説の日」
1874年の、6月27日
慶応義塾の三田演説館で、日本初の
演説会 が、行われました。

〜などなど〜

ほんなら、今日は日本民話!
6月27日の、日本の民話



「身投げ石』

 (大分県の民話)


 昔々、豊後の国(ぶんごのくに→大分県)に、

岡の殿(おかのとの)という豪族(ごうぞく)が

住んでいました。

 岡の殿には美しい姫がいましたが、姫が

重い病にかかってしまったのです。

「姫を何としても、治せ!」

   岡の殿は家来たちに命令しましたが、

しかし、どんな薬を与えても姫の病気には

効かないのです。

 姫の病気は、日に日に悪くなるばかり

でした。


 そんな、ある日の事。

 どこからか一人の坊さんがやって来て、

岡の殿に言いました。

「不治(ふじ)の病には 黒い花の咲く

 ユリの根を煎じて飲ますとよいと

 聞き及びます。しかしそのような

 ユリの花が、どこにあるのやら」

   それを聞いた岡の殿は、あちこちに

おふれを出しました。

《黒い花の咲くユリの花を探し出した

 者には、姫を嫁にとらす。一刻も

 早く探し出せ》

 それを読んだ人たちは草の根を分ける

ようにして探しましたが、けれども

黒い花の咲くユリを見つけることは

出来ませんでした。

「ええい、どこを探しておる。

 もっとよく探せ!」

   しかしやっぱり。どこにも見つかり

ません。

 屋敷の人々があきらめかけた時、

岡の殿が可愛がっていた栗毛(くりげ)の

ウマが激しくいなないて、屋敷にかけ

込んできたのです。

 そのウマの口には、何と黒い花の

ユリの花が一本くわえられていました。

 岡の殿は夢中で栗毛にまたがると、

栗毛は矢のように駆け出しました。

 そしていくつもの山をこえた栗毛は、

やがて深い谷で止まりました。

 その岩場には、黒いユリの花が何本も

咲いていたのです。

「あった、見つけたぞ。これで姫が、

 助かる」

  それからほどなくしてユリの根を煎じて

飲んだ姫は、元気になっていきました。


 さて、黒い花の咲くユリを見つけてきた

者には姫を嫁にやるという約束でしたが、

相手がウマではどうしようもありません。

 ところが栗毛はその約束を知っている

のか、いつも姫に寄り添って姫のそばを

離れようとしないのです。

 岡の殿も姫も、気味悪くなり、栗毛を

ウマ小屋に閉じ込めてしまいました。


 しばらくして、姫は病気全快のお礼参りに

八幡宮へ出かけました。

 ところがカゴに乗って帰る途中、

ウマ小屋から逃げ出した栗毛が狂ったように

姫の行列めがけて走ってきたのです。

「あっ、あぶない!」

「姫のお身を守れ!」

   お供たちが姫を守ろうとしましたが、

栗毛はお供たちを蹴散(けち)らすと、

とうとう姫を川に突き出た大きな岩の上に

追いつめてしまったのです。

 岩の下では川の濁流が、ゴウゴウと

音をたてて、流れています。

 栗毛の目は怒りに燃えており、姫に

一歩一歩近づいていきます。

「いやじゃあ!」

   姫は叫び声をあげましたが、栗毛は

姫を道連れに川へ身を投げたのです。


 それからその大岩は『身投げ石』

と、呼ばれるようになり、今でも

栗毛のひづめの跡を残しているそうです。


(おしまい)


栗毛は、お姫さまが、大好きだった

のかな? 姫さまを、病から、助けた

かったのかも、しれませんね。

ただ、そばにいたかった、そんな気持ちを、

なぜ? 姫さまも、殿さまも、

わからなかったのでしょう。


それでは、今日の郷土玩具!

今日の、郷土の玩具は? お話の舞台かなと
思った、大分県竹田市の、
 岡 城址
岡の殿や、姫さま、栗毛がすんでいた?
お城かなと、・・・

その、竹田市の、
竹田の
 女だるま



九州の中央部、阿蘇山麓を横断する鉄道が

熊本と大分を結ぶ、豊肥本線。その途中に

ある、豊後竹田は、北が久住の山並みに

連なり、南は祖母山、西は大阿蘇の峰々に

囲まれる静かな城下町です。

岡 城址は、滝廉太郎の名曲

「荒城の月」の舞台としても

知られています。

女だるま は、神功皇后にゆかりのある、

金沢や松山をはじめ、高知など各所に

あるが、その中でも 竹田の女だるま は

ひときわ目立つ美人です。

ある武家で、姑との間がうまくゆかず、

離縁された嫁が、一晩中雪の中に

立ちつくして復縁を願い、その真心が

夫にも通じて、元の鞘におさまったという

話に因みます。

元旦の未明、青年たちがこの女だるまを

各戸に投げ入れ、投げ込まれた家では、

「めでたい福がきた」といって祝儀を

包む習俗が大正期まで、残っていました。

それで、福女 とも呼ばれて

います。


ほんなら、今日のお花!
6月27日の、今日のお花
お花 かな?



[花言葉 「治癒」
《 枇杷 (びわ)   》]

枇杷は、バラ科の常緑高木で、果樹として
栽培されています。
西日本に野生種があり、高さは、
約10メートル
に達し、葉は長楕円形、厚くて堅く、
下面には淡褐色の毛が密生しています。
11月ごろ、帯黄白色の佳香ある小花を
開き、翌年の初夏に、果実を結びます。
果実は黄橙色・黄白色などで、食用
となり、葉は薬用に、材は木刀などに
されます。
名前の由来は、果実の形が楽器の琵琶に
似ていることからの、命名です。
夏に熟す果実だけでなく、冬に咲く
芳香を持つ、白い花も魅力です。

(美味しそうな、枇杷 ですね)


それでは、今日は、この辺で。


最後は?

「あんなに

 してやったのに、

 『のに』がつくと、

 ぐちになる」

栗毛は、いわなかったよ!


ほんなら、今日も、

明るいほうに!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 🐎