こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1911 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

6月25日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 雑学、昔話、
郷土の玩具に、お花などを、あわせて
紹介していきますね。

それでは、今日の記念日!

「指定自動車教習所の日」



1960年6月25日に、
指定自動車教習所制度を、
導入した、道路交通法が施行
されたことを記念して、制定された
日 です。

「住宅デー」
大工佐官屋など職人
信用PRするために、制定された
日 です。

1852年6月25日が、スペインねは
建築家、アントニオ・ガウディ
の誕生日であることから。



(ガウディの

サグラダ・ファミリア)


〜などなど〜

ほんなら、今日は日本昔話!
6月25日 の、日本の昔話



『幸運を招くネコ』

  (東京都の民話)


 今から四百年ほど昔。

 あるボロ寺に、天極秀道

(てんごくしゅうどう)というお坊さんが

住んでいました。

 本当にボロ寺で、屋根が傾き、

くずれた土塀(どべい)の穴から中が

丸見えでした。

 それでも、秀道はまったく気にせず、

迷い込んだ一匹のネコとのんびり

暮らしていました。


 ある年の春、秀道は寺の縁側に

座って、ひざの上のネコの頭を撫で

ながら何気なく言いました。

「『ネコの子ほども、役立たず』、

 という言葉があるが、お前もそろそろ

 役に立つネコになってはどうじゃ?」

   そのとたん、ネコはひざから

ピョンと飛び降りて、

「ニャーオ」

と、鳴きました。

「おや、怒ったのかい? あははははは。

 気にするな。今のは冗談じゃ。

 お前は今のまま、役立たずでけっこう」

   秀道はふたたびネコをひざに抱き上げて、

一日中ネコと一緒にひなたぼっこを

しました。


 それから数日後、表の方から

にぎやかなウマの蹄(ひづめ)の音が

聞こえてきました。

「おや? 客かな?」

   秀道が庭に出てみると、七、八人の

狩装束(かりしょうぞく→狩りの時の服装)

をつけた侍が、次々とウマをおりて境内に

入ってきました。

「何か、ご用かな?」

   秀道が声をかけると、その中の主人

らしい侍が丁寧に頭を下げて言いました。

「わしは、彦根城主の井伊直孝

 (いいなおたか)と申す。

 この地方を新しく将軍さまから拝領

 (はいりょう→主人からいただくこと)

   することになったので、遠乗りの

 ついでに土地を見に来た。

 そしてたまたま寺の前を通りかかると、

 ネコがわしに手招きをする。

 そこでつい.立ち寄ったのじゃ」

「それはそれは。

 こんな破れ寺(やぶれでら→

   荒れ果てた寺)に、よく立ち寄って

 くださいました。

 わたしは、この寺の住職で、

 天極秀道と申します。

 ごらんの通りの、貧乏暮らしで何も

 差し上げるものはございませんが、

 せめてお茶なりとも、一服

 してください」

   秀道は一行を、居間に案内して、

お茶の用意を始めました。

 すると、急に空が曇りだし、激しい

雷鳴とともに滝のような雨が降って

きたのです。

 この寺に立ち寄らなければ、今頃は

ずぶぬれになっていたところです。

 直孝は、とても喜んで、

「助かった。あのネコに招かれた

 おかげで、運良く雨宿りが出来た。

 これも何かの巡り合わせであろう」

と、言いました。

「恐れ入ります。役立たずのネコに

 しては、上出来でした。 

 どうぞ雨があがりますまで、ゆっくり

 していってください」

 城主だというのに、とても

親しみやすい直孝の態度に秀道は

すっかり感心して、心から

もてなしました。

 直孝の方も、貧乏寺の住職とは

思えない秀道の人柄(ひとがら)に

惚れ込みました。

 やがて雨もあがり、直孝の一行は

晴れ晴れとした気分で寺を出て、

いきました。


 一行を見送った秀道は、すぐに

ネコを抱き上げて頭を撫でました。

「人助けをするとは、大したやつ。

 おかげでわしも、久しぶりに立派な

 お方と話すことが出来たぞ」

「ニャー」

   ネコはうれしそうに、秀道の胸に

顔をうめました。


 この事がきっかけで、直孝は

ちょくちょくこの寺をたずねるように

なりました。

 そしてそのたびに、秀道は直孝に

仏の道について語って聞かせました。

 その優れた秀道の知識に、直孝は

とても感心して、

「これぞ、まことの高僧(こうそう)

 である」

と、この寺を井伊家の菩提寺(ぼだいじ

→一家の先祖代々をまつってある寺)

としたのです。

 こうして今までは荒れるにまかせて

いた寺は、井伊家によって改築され、

各地から次々と修行僧も集まり、寺は

栄えていきました。


 さて、あのネコは寺が立派になって

間もなく死んでしまいました。

 秀道はネコのために石碑を建てて、

命日には必ず訪れたそうです。

 そして直孝もネコのことが忘れられず、

秀道に言いました。

「あのネコは、観音菩薩(かんのんぼさつ)

   の化身(けしん→仏が、人間や動物の

 姿に変身したもの)に違いない。

 わしはネコに招かれたおかげで

 そなたに会い、仏の道の素晴らしさを

 学び、寺を復興(ふっこう)させる

 喜びまで与えてもらった。

 どうだろうか、あのネコを 

 招き観音 として本堂のそばに

 まつってあげては」

「はい。ネコにとっても、、わたしに

 とっても、この上なくありがたい

 お言葉です」


   この話はたちまち広まり、

『幸運を招くネコ』として、

お寺にお参りに来る人がますます

増えたということです。


(おしまい)


それでは、今日の郷土玩具!

今日は、このこ しか、
いないですね。



一体全体、どんだけの数、おいでなのかな?

東京、世田谷、

豪徳寺の招き猫!

奉納所の招き猫は、約10000匹

にもなるそうです。知名度の、高さが

うかがえます。


こんなコトワザ、思い出し

ました。


「過ぎたるは猶

 及ばざるが如し」


また、私のような、

太くて短い あんよ で、

お寺に参詣にうかがえば、

・・・

「足の踏み場も無い」

どないしよう?! 


困った困った、困った!

どうしたものなんでしょう。



ほんなら、今日のお花!
6月25日の、今日のお花



[花言葉

「賛美に値します」

《 茴香 (ウイキョウ)》]


ウイキョウは、セリ科

ウイキョウ属に分類される、

多年生の草本植物です。

ウイキョウ属唯一の種で

英語名からフェンネルとも

呼ばれています。

伝統的なハーブの一つと

しても知られています。

日本には、平安時代に

中国の西方のヨーロッパ

地中海地方から、渡来

しました。



(かわいい、お花ですね)


それでは、今日は、この辺でね。


今日もまたしても、困った

ことが、勃発してしまいました。

まぁ、「ほどほど」を心得て、

楽ばりますで!


それでは、今日も、

良い日に、出会えますように!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 (^_^)☆