こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1909 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

6月23日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 雑学、昔話、
郷土の玩具に、お花などを、あわせて
紹介していきますね。

それでは、今日の記念日!

「慰霊の日【沖縄県】」
1945年(昭和20年)の、6月23日
牛島満大将が自決し、第二次大戦の
沖縄における組織的戦闘が終結しました。

1961年、アメリカ施政下の沖縄で、
日本の国民の祝日に相当する、
「住民の祝祭日」の一つとして
定められました。
1972年の沖縄復帰後は休日としての
法的根拠がなくなったが、1991年に
沖縄県の条例で休日と定められました。
なお、沖縄戦終結の日は、6月22日と
する説もあり、制定当初から1965年
までは、6月22日が「慰霊の日」と
されていました。


(沖縄 平和祈念公園)


〜などなど〜


世界に平和な日が
   訪れますように。

ほんなら、
今日は、またまたの百物語!
6月23日 の、百 物語



『音羽の池 

  (六月二十三日)』

 (新潟県の民話)


 昔々、佐渡ヶ島(さどがしま))の

お寺に、音羽(おとわ)という美しい

女中さんがいました。


 ある日の事、音羽は山菜を摘みに

山へ行き、夢中になって摘んでいる

うちに、山奥にある池のほとりまで

来てしまいました。

「あら、着物が」

   お気に入りの着物の裾(すそ)が土で

汚れてしまったので、音羽が池の水で

洗っていると、いきなり池から

若者が現れて言いました。

「我は、この池の主の大蛇である。

 音羽よ、幸せにしてやるゆえ、

 我と夫婦にならぬか?」

「・・・・・・」

   音羽は恐ろしくて、声も出せずに

ブルブルと震えました。

「もう一度言う、我と夫婦にならぬか?」

 再びたずねられた音羽は、早く

その場から逃れたい一心で、つい、  

「はい、夫婦になります」

と、言って、お寺へ逃げ帰りました。


 次の日の朝、白い馬を連れた

使いの男が、お寺へ音羽を迎えに

来たのです。

 もう逃げられないと思った音羽は、

使いと一緒に山へ向かいました。

 それを見ていた和尚さんは、

「はて。音羽のやつ、しょんぼり

 しながら、ふわふわと山へ登って

 行くではないか。

 どういう事じゃ?」

と、ひそかにあとをつけてみる事に

しました。

 実は和尚さんの目には、白い馬も

馬を引く男の姿も見えないのです。


 和尚さんが山奥の池のほとりに

つくと、音羽が池の中に入っていく

ところでした。

 それを見た和尚さんはあわてて

飛び出すと、音羽の体を後ろから

抱きとめました。

「音羽、何をするんじゃ!

 なぜ、身投げなどする気に

 なったんじゃ!」

   和尚さんがたずねると音羽は

泣きながらこれまでの事を話し、

そして和尚さんを振り払うと、

形見の鏡とくしを残して池の中に

飛び込んでしまったのです。

「音羽!」

   音羽は二度と姿を現さず、

この時から土地の人たちは、

この山奥の池を『音羽の池』

と呼ぶようになりました。


 音羽の池には浮き島があり、

浮き島にはきれいな清水が湧き出す

井戸があります。

 音羽が池に飛び込んだのは、

六月二十三日と言われ、

毎年この日には土地の人たちが

池のほとりに集まって、音羽の霊を

なぐさめるのです。

 この時、土地の人たちは

浮き島の井戸の中へ、供え物の

おせんべいを投げ入れます。

 池の主と音羽が食べる分は、

らせんを描きながら底に沈んで

見えなくなりますが、それ以外は

水に浮いてしまい、沈む事は

ありません。

 また、この浮き島の井戸は

日本海の底にある竜宮城にまで

続いていて、音羽は今でも、

そこで暮らしていると言われて

います。


(おしまい)


音羽さん、いきなり

美しい若者(池の主、大蛇)に求愛

されて、恐ろしかったでしょう。

でも、一瞬の恋 ではないけれど、

池の主 を信じ、生涯かけて、

 を、育て、守ったあなたは、

強く、優しい方なんですね。


音羽さん、池の主どの、

これから、ずっとずっと、幸せに!


それでは、今日の郷土玩具!
今日のお話は、新潟県の
お話でしたね。それで、
今日は、新潟県の、ヘビの
郷土玩具は、ないかと、
探してみました。



おいででしたよ!

新潟の総鎮守、白山神社。

参拝後に、よく立ち寄る社務所。

お守りなどと、肩を並べる

"白蛇のお姿"というものが

あります。

巫女さんがおっしゃるには、白蛇は

白山神社の末社である、

白蛇明神のお使いだと、いいます。

白蛇さんは、3種類あるそうですが、

今日は、2種類で、右の白蛇は、

「松負い蛇」で、左は、「小判抱き」

です。もう一つは、"小判咥え"と

呼ばれるものだそうです。

数が少なく、希少な玩具です。

製造している、工房は、廃絶していて、

三つが並ぶことは、もうないのかも

しれませんね。 残念です。


ほんなら、今日のお花!
6月23日の、今日のお花



[花言葉 「憂いを忘れる」

《 都忘れ (みやこわすれ)》]


キク科ミヤマヨメナ属の植物で、

山野に自生します。

都忘れ(みやこわすれ)は、

ミヤマヨメナの園芸種です。

この控えめな女性のような美しさに、

「この花を 見ていると、

 都のことも 忘れられる」

と、古人が歌を詠んだことから、

みやこわすれ という名に

なりました。



それでは、今日は、この辺で。


短い、一瞬の恋、栄光 より、tenは、

太くて長い、優しい 平和 が、

好物 です。


それでは、今日も、

ずうずうしく、良い日が

いっぱい、みんなに、私に、

やってきますように!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 (^_^)