こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1896 日目です。
ほんなら、今日は、何の日?

6月10日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する お花、雑学、
昔話に、郷土の玩具などを、あわせて
紹介していきますね。

それでは、今日のお花!
6月10日の、今日のお花



[花言葉

「呪文、霊感、魔力」

《  トキワマンサク 》   ]


トキワマンサクは、マンサク科トキワ

マンサク属に、一種のみ知られている、

常緑樹です。

しなやかな枝に卵形の小さな葉が優しく

揺れる姿が人気です。花は細いリボンの

ような4枚の花弁があり、春の開花期には

枝先に集まるように咲くため、株全体が

花に覆われ、遠くからでもその美しさが

楽しめます。



ほんなら、今日の記念日!

「路面電車の日」
1995年(平成7年)の、6月10日
路面電車を持つ自治体が、
「路面電車サミット」を、
開催、「ろ(6)でん(10)」
(路電=路面電車の略)の語呂合わせ
から、記念日に制定しました。

最近では環境に優しい乗り物として、
見直されています。



「時の記念日」

東京天文台と生活改善同盟会が、

1920年(大正9年)に、

「時間をきちんと守り、

 欧米並みに生活の

 改善・合理化を図ろう」 

と、制定。


「日本書紀」の、天智天皇10年

4月25日(グレゴリオ暦換算 671年

6月10日)の項に、

「漏刻を新しき台に置く。

   始めて候時を打つ。鐘鼓を動す。」

とあることから。

「漏刻」は、水時計のことです。


(近江神宮、漏刻)


「無糖茶飲料の日」

伊藤園 が、制定。

「無(6)糖(10)」の、語呂合わせ。


「ミルクキャラメルの日」

森永製菓 が、2000年(平成12年)

3月に、制定。


1913年(大正2年)、森永製菓が、

「森永ミルクキャラメル」

を、発売しました。

それまでは1899年の、創業以来

「キャラメル」とだけ書いて、

販売していました。



〜などなど〜


それでは、今日は日本昔話!
6月10日の、日本の昔話



『テングの隠れみの』

(彦一の おはなし)


 昔々、彦一(ひこいち)と言う、

とても賢い子どもがいました。

 小さい頃から頭が良くて、ずいぶんと

トンチがきくのですが、大がつくほどの

酒好きです。

 何しろ彦一の夢は、毎日たらふく

酒を飲むことです。

「酒が飲みてえな。何か、うまい知恵は

 ないだろうか?」

   考えているうちに、ふと、それを

かぶると姿が消えるという、テング

隠れみのの事を思い出しました。

 テングは村外れの丘に、時々やって

来るといいます。

「よし、テングの隠れみのを手に入れて、

 酒をたらふく飲んでやろう」

 彦一はさっそく、ごはんを炊くときに

使う火吹き竹(ひふきだけ)を持って、

丘に来ました。

「やあ、こいつはええながめだ。

 大阪や京都が、手にとるように見える。

 見えるぞ」

   そう言いながら、火吹き竹を望遠鏡の

ようにのぞいていると、松の木のそばから

声がしました。

「彦一、彦一。

 のぞいているのは、かまどの下の火を

 吹き起こす、ただの火吹き竹じゃろうが」

   声はしますが、目には見えません。

 テングが、そばにいるのです。

「いいや、これは火吹き竹に似た、千里鏡

 (せんりきょう)じゃ。遠くの物が近くに

 見える、宝じゃ。

 ・・・おお、京の都の美しい姫が

 やってきなさったぞ。牛に引かせた

 車に、乗っておるわ」

「京の都の姫だと?

 彦一、ちょっとで良いから、わしにも

 のぞかせてくれんか?」

   テングは、彦一のそばに来た様子です。

「だめだめ。

 この千里鏡は、家の宝物。

 持ってにげられては、大変じゃ」

   そのとたん、目の前に大きなテングが

 姿を現しました。

「大丈夫、逃げたりはせん。

 だけどそんなに心配なら、その間、

 わしの隠れみのを預けておこう」

「うーん、それじゃ、ちょっとだけだぞ」

   彦一はすばやく隠れみのを身につけると、

さっと姿を消しました。

 テングは火吹き竹を目にあてて

みましたが、中は真っ暗で何もうつり

ません。

 「彦一め、だましたな!」

と、気がついた時には、彦一の姿は

影も形もありませんでした。


 隠れみのに身を包んだ彦一は、さっそく

居酒屋(いざかや)にやって来ると、お客の

横に腰をかけて徳利のままグビグビと

お酒を飲み始めました。

 それを見たお客は、ビックリして目を

白黒させます。

「とっ、徳利が、一人でに浮き

 上がっだぞ」


 さて、たらふく飲んだ彦一は、

ふらつく足で家に帰りました。

「うぃー。これは、便利な物を手に

 入れたわ。・・・ひっく」

   隠れみのさえあれば、いつまでも

好きな酒を飲む事ができます。


 次の朝。

 今日も、ただ酒を飲みに行こうと

飛び起きた彦一は、大事にしまい

こんだ、隠れみのがどこにもない事に

気がつきました。

「おーい、おっかあ。

 つづらの中にしまい込んだ、みのを

 知らんか?」

「ああ、あの、汚いみのなら、かまどで

 燃やしたよ」

「な、なんだと!」

 のぞきこんでみると、みのはすっかり

燃え尽きています。

「あーぁ、なんて事だ。毎日、酒が

 飲めると思ったのに・・・」

   彦一はぶつくさ言いながら灰を

かき集めてみると、灰のついた手の

指が見えなくなりました。

「ははーん。どうやは隠れみのの効き目は、

 灰になっても、あるらしい」

   体にぬってみると、灰をぬったところが、

透明なります。

「よし。これで大丈夫だ。さっそく酒を  

 飲みに行こう」

   町へ出かけた彦一は、さっそく

お客のそばにすわると徳利の酒を横取り

しました。

 それを見たお客は、

「わっ!」

と、悲鳴をあげました。   

「み、みっ、見ろ。めっ、目玉が、

 わしの酒を飲んでいる!」

   隠れみのの灰を全身にぬったつもり

でしたが、目玉にだけはぬっていなかった

のです。

「化け物め、これをくらえ!」

   お客は、そばにあった水を、彦一に

かけました。

 バシャン!

 すると、どうでしょう。

 体にぬった灰がみるみる落ちて、

裸の彦一が姿を現したのです。

「あっ! てめえは、彦一だな!

 こいつめ、ぶん殴ってやる!」

「わっ、悪かった、許してくれー!」

   彦一は、そう言って、素っ裸のまま

逃げ帰ったという事です。


(おしまい)


彦一さん、

テングから、隠れみのを、かっぱらい、

お酒を、みんなのとっくりから、

飲むなんて、悪知恵が、さえてますね。

でも、そのせっかくの知恵、

もう少し、良い事に、使ってみるのも、

よいのでは?


悪事、千里鏡?否、

千里は、走りませんよ!


ほんなら、今日の郷土玩具!

今日は、「時の記念日」

それで、時をつかさどる、

時計の玩具はないかと、

さがしてみました。



長野県松本市の、

からくり時計

全国に、たくさんある、からくり時計の

町のシンボルです。

松本市の、郷土玩具は、 "手まり"

その手まりをかたどった、からくり時計

です。

普段は、まんまるの手まりですが、

時間になると、2パターンの音楽と、

からくり(手まりがカパッと半分に割れて

.人形たちが現れ、踊ります)が、

松本の方々を楽しませてくれています。


それでは、今日は、この辺で。


今日も、

良い日に、なりますように!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 (^ー^)







 
















ほんなら、今日の郷土玩具!