『孝女(こうじょ) いと』
(福井県の民話)
昔々、早瀬(はやせ)に、イトという
心のやさしい女の人がいました。
家はとても貧しくて、夫も漁に出て
留守がちだったので、イトが魚を
売り歩いて姑(しゅうとめ)と子どもを
養っていました。
ある時、イトが魚を売り終えて
帰ってみると、家の中一面にわらが
散らかっています。
「なんだろう、これは?」
不思議に思って、子どもに尋ねると、
「うん。おばあちゃんと一緒に
遊んだんだよ」
と、答えます。
年老いた姑は、聞き分けのない
子どもと同じなのでした。
でもイトは、怒るどころか、
「まあ、それは楽しそうね」
と、自分もわらをまいて遊んだので、
姑はとても喜びました。
またある年の冬、姑は急に季節
はずれのなすびの吸い物が食べたいと
言い出しました。
そこでイトが、近くの寺でもらった
なすびのぬか漬けを川で洗っていると、
みるみるうちに鮮やかな紫の生の
なすびになったので、それで吸い物を
作る事ができました。
そして次の年の冬、今度は嵐で
漁ができない時に、姑は魚を食べたいと
駄々をこねました。
イトは何とかしようと魚を
探し歩いていると、一羽のトビが
飛んできて、大きな生きた魚を落として
いきました。
もちろんイトは喜んでその魚を
拾い、姑に食べさせました。
きっと、イトの姑を思う気持ちが、
天に届いたのでしょうね。
(おしまい)
イトさん、よくできた方ですね。
でも、なんでも、かんでも、姑の
わがままを、とおしてあげるのが、
孝行と、いうものなんでしょうか?
ほんなら、今日は、この辺で。
今日も、ブログUP、遅くて
申し訳ありません。
昨日は、愛犬「おじいワンコ」
動物病院、通院で、・・・、
少々疲れてしまいました。
ごめんなさい。病院は、
人も犬も、お時間がかかり、
大変です。
幸い、おじいワンコは、
現在、小康状態で、良かった
です。年齢が年齢なので、
(推定19歳(動物のこじいん、出身
ですので))毎日、覚悟をして、
彼の、いのちのチカラを
信じて、がんばるワンです。
それでは、今日も、
一生懸命に!
こんにちは、さようなら、
いつも、ありがとうございます。
( ^∀^)