こんにちは、ten です。
アメブロ投稿、1869 日目です。
それでは、今日は、何の日?

5月14日 は、何の日で、
どんな出来事があった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する 昔話に、雑学、
郷土の玩具、お花 などを、あわせて
紹介していきますね。

ほんなら、今日は、
 日本の昔話!から!
5月14日の、日本の昔話。



『銀のさじ』
     (大岡越前の名裁き)

 昔々、江戸の町に餅などを売っている
小さな店がありました。
 店の主人の五郎は貧乏ですが、近所でも
評判の正直者で、お金を払えない人には
ただで餅を分けてあげました。
 そのため、五郎はますます貧乏です。

 ある日の事、五郎が餅を店に並べて
いると、前の道に何か白く光る物が
落ちていました。
「何だろう?」
   不思議に思いながらそばへ行ってみると、
何と、銀のさじが六本も落ちていた
のです。
「こいつは、大変なお宝だ」
   五郎は六本のさじを拾い上げると、
あわてて辺りを見ました。
 しかし、どこにも人影はありません。
(どうしよう?落とした人は、さぞ困って
いるだろう)
   五郎は早速さじを持って、落とした人を
探しに出かけました。
「誰か、このさじを落とした人は
 いませんか?私の店の前に落ちて
 いたのです」
   近所の人たちに尋ねても、みんなは
知らないと首を横に振るばかりです。
 正直者の五郎は店を休んで、
村から村へと落とし主を探し歩きました。
 そして十日ほどたって、ようやく
落とし主が見つかりました。
 それは町で古道具屋を開いている、
仁兵衛(じんべえ)だったのです。
「やれやれ、見つかって良かった」
   そこで五郎は仁兵衛の店へ、
銀のさじを届けに行ったのですが、
ところが、この仁兵衛は、
とても欲の深い人で、わざわざ拾って
届けてくれた正直者の五郎から
少しでもお金を、巻き上げようと、 
こう言ったのです。
「確かに、この銀のさじはわしが
 落とした物だ。だが、さじは七本
 あったはず。
 どうして六本しかないのだ?」
「そんな事を言われても困ります。
 私が拾ったのは、六本だけです」
「それなら、残りの一本はお前が
 とったに違いない。
 どうしても返さないと言うのなら、
 その一本分の代金を払って
 もらおう!」
 そう言って仁兵衛は、高いお金を
要求したのです。
「そんな。私には、そんなお金は
 ありません。せっかくここまで
 届けに来たのだから、受け取って
 下さいよ」
「いや、受けとれん! 代金を、
 払わないのなら、残りの一本を返せ!」
   五郎さんは、すっかり困ってしまい
ました。
 そこで奉行所へ訴え出ると、
幸運な事に、名裁きで有名な
大岡越前が、じきじきに裁いて
くれるというのです。
 五郎と仁兵衛が、お白洲(おしらす
→裁判を受ける場所)に入ると、越前が
尋ねました。
「五郎に尋ねるが、お前が拾った
 銀のさじは、六本しか無かった
   のだな?」
「はい、お奉行様に、お預けした通り、
 六本だけです」
「では、仁兵衛に尋ねる。お前が
 落としたのは、七本であったな」
「はい、七本です。それなのにこの男は
 六本しか返さず、一本をネコババ
 したのです。そこで仕方なく、お金で
 譲ってやると言っても承知
 しないのです」
   仁兵衛が、胸を張って言いました。
「そんな、ネコババなんてしていません!
 お奉行様、銀のさじは六本しかなかった
 のです。信じてください!」
「何を言う、この盗人め!品物を返さない
 のなら代金を払う。当然の事だろう!」
「おら、盗人じゃねえ!」
「いいや、この盗人め!」
   二人はとうとう、言い合いを始めました。
 二人の態度を見ていると、越前には
仁兵衛が嘘をついているのは明らか
なのですが、証拠がない以上、うそと
決めつけるわけにはいきません。
 しばらく考えていた越前は、二人に
言いました。
「ともかく、二人とも黙れ!
 いいか、お前たちは私に裁きを
 求めてきた。どんな裁きであろうと、
 反論する事は許さぬぞ」
「はい」
「はい」
   五郎は、もしかすると、自分がお金を
払わなければならないと思うと、心配で
たまりません。
 一方、仁兵衛の方は、最悪でも、
落とした銀のさじが自分の元に戻って
くるし、うまくいけば余分にお金を
もらえると余裕です。
 越前は、そんな二人にこう言いました。
「仁兵衛が落としたのは、『七本のさじ』。
 五郎が拾ったのは、『六本のさじ』で
 ある。よって、五郎の拾ったさじは、
 仁兵衛の物ではない。仁兵衛は、
 自分が落とした『七本のさじ』が、
 出てくるまで、待つがよい。
 そして五郎の拾った『六本のさじ』は、
 持ち主が現れないものとして、拾った
 五郎の物とする。よいな!」
   それを聞いて、仁兵衛はビックリして、
「そ、そんな馬鹿な。お奉行様、あのさじは
 私の物です。実はあのさじは、最初から
 六本・・・」
と、言いかけて、慌てて口を押さえました。
 それを見て、越前は怖い顔で仁兵衛に
言いました。
「ほほう。最初から六本と言う事なら、
 あのさじはお前に返してやろう。
 しかし、おかみに嘘をついた罪として、
 島流しを命ずるが、それでも良いのだな!」
「・・・いえ。私の落としたのは七本のさじ
 なので、五郎が拾った六本のさじは、
 五郎の物です」
   仁兵衛は、泣きそうな声で
そう言いました。
 越前は、そんな仁兵衛をにらみつけると、
にっこり笑って五郎に言いました。
「五郎よ。聞いての通り、お前が、拾った
 六本のさじは仁兵衛の物ではない。
 落とし主が分からぬゆえ、遠慮なく
 もらって帰るがよいぞ」
「はい。お奉行様。名裁きをありがとう
 ございます」
   こうして、六本のさじは正式に、
五郎の物となり、五郎は大喜びで家に
帰って行きました。

「うむ。これにて、
 一件落着!」

(おしまい)

流石に、大岡様 ですね。
嘘で、塗り固めた、はなし!
くずれるのは、時間の問題!
でしたね。
欲張りしないで、やっぱり
正直に生きたいですね。

それでは、今日の記念日!

「けん玉の日」
けん玉文化を世界に
広めるため に、制定された
日です。

1919年5月14日 に、現在の
けん玉の原型となるものの実用新案が
登録されたことから。



ほんで、今日の郷土玩具は、

やはり、けん玉!かな?



けん玉の、大・中・小の皿に玉をのせたり、

剣先(尖った部分)に玉を入れたりして遊ぶ

伝承ゲームです。


ちょっとした場所と少しの時間があれば、

すぐにでも楽しめますが、競技会も行われて

います。

ポピュラーな競技としては、

"モシカメ記録会" が、あります。

これは、けん玉の玉を大皿と中皿に交互に

移動させ、その往復回数を競うもので、

1分間に135回以上つかないと、失格に

なります。


狭い場所で楽しめる、膝の曲げ伸ばしに

よって適度な運動量が得られる、容易な

技から高度な技まで、プレイヤーの

レベルに応じたプレーが楽しめます。

費用がかからない、といった特徴が

あります。

【バッチグー ですね

 ten の好み です


ほんなら、今日のお花は?

5月14日の、今日のお花



[花言葉

「私を忘れないでください、

 真実の愛」

《  勿忘草(わすれなぐさ)  》]


ムラサキ科の多年草ですが、一年草として

観賞用に栽培されています。

原産地のヨーロッパでは、水湿地に群生

しています。

春夏に、巻尾状の花穂に藍色の小花を

多数つけます。

名前の由来は、英名の(フォーゲット・ミー

・ノット「私を忘れないでください」)が、

そのまま和名になりました。

その可愛らしさから、姫紫という別名も

あります。



それでは、今日は、この辺で。


嘘も、ごまかしも、議事堂の中では、

当たり前だと、まかりとおる、お国!


私たちは、AHOに されてますが、

その ズル を、忘れたりは

しませんからね!


ほんなら、今日も、

記憶喪失に、ならぬように、

気をつけて!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

( ̄^ ̄)