『日本のすずめ』
お城に出入りしている商人が、
中国から来たすずめを手に
入れました。
すずめは全部て、六羽います。
中国のすずめは大変珍しいので、
殿様に献上(けんじょう→さしあげる
こと)することになりました。
ところがこの殿様は、とても
縁起をかつぐお方です。
めでたい数でないと、どんなに
珍しい物でも喜びません。
「まずいな。殿様に献上するなら、
七・五・三のどれかでないと
まずい。しかしいくら数えても、
六羽しかおらんわ」
商人は、しばらく考えており
ましたが、
「ええぃ、ままよ」
と、日本のすずめを一羽足して
七羽にして、殿様に献上しました。
「おお、これは珍しい」
殿様は大変ご機嫌で、一羽一羽、
念入りにながめていましたが、
「はて、中国のすずめと申しながら、
日本のすずめが一羽まじっておるぞ。
どうした事じゃ?」
と、尋ねられました。
「そっ、それは・・・」
商人が返事ができずに困っていると、
日本のすずめが小さな口を開いて
言いました。
「お殿様。わたくしは、
通訳(つうやく)で、
ございます」
(おしまい)
(カワユイ ですね!)
素晴らしい答えですね。
日本のすずめちゃん!
商人どの、良きすずめを
スカウトしましたね。
《当意即妙》な
答えでしたね。
「当意即妙」
読み 「とういそくみょう」
意味 即座に場に適かなった機転を
利かせること。気が利いていること。
また、そのさま。
[花言葉
「愛の最初の感情、
青春の喜び」
《ライラック(lilac)》 ]
モクセイ科の落葉低木で、南ヨーロッパの
山地に自生しています。
高さは5メートルほどです。
5月ごろに、淡紫色で4裂した長さ1センチ
メートルの花を開きます。
主に観賞用に栽培され、園芸品には白・
淡紅色があります。
フランスでは、リラ(lilas)の名で、
親しまれています。
この花の紫色はライラック色といわれ、
香りとともに大きな魅力になっています。
ほんなら、今日は、この辺で。
今日は、良い天気に、なった
のかな?(全国的に?)
今日も、すてきな日に
なりますように!
こんにちは、さようなら、
いつも、ありがとうございます。
🌤 ☀️