こんにちは、tenです,
アメブロ投稿、1760 日目です。
それでは、今日は、何の日?

1月26日は、何の日で、どんな出来事が
あった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する雑学、お花、
昔話に、郷土の玩具などを、あわせて
紹介していきますね。

ほんなら、今日のお花!
1月26日の、今日のお花



[花言葉  「長寿」

カロライナジャスミン


マチン科の、常緑つる性低木で、

北米南部からグアテマラの原産です。

観賞用に栽培され、つる性植物の特徴を

いかし、フェンスやバーゴラに利用されて

います。日本でも簡単に手に入るため、

有毒植物であることはあまり知られて

いませんが、アメリカでは猛毒指定されて

います。小さい子どもさんがいる家庭は、

注意してください。


それでは、今日の記念日!


「文化財防火デー」



1949年(昭和24年)の、1月26日

奈良 法隆寺金堂壁画 が。

漏電火災により、焼失しました。


1955年(昭和30年)に文化庁と消防庁が

文化財愛護思想にもとづいて制定。


「帝銀事件の日」



1948年(昭和23年)の、1月26日

東京・豊島の帝国銀行椎名町支店で、

行員16人を毒殺して現金などを奪った

「帝銀事件」が、発生しました。


ほんなら、今日は、日本民話!

1月26日 の、日本の民話



『小野道風とカエル』

        (愛知県の偉人の話)


 昔々、小野道風(おののどうふう)という、

書道の達人がいました。

 その道風が、まだ書道の達人と呼ばれる前の

お話です。


 ある日、一生懸命に字を書いていた道風は、

書き上げたばかりの紙をクシャクシャに

丸めると、壁に向かって投げつけました。

「駄目だ! これでは、駄目なんだ!

 なぜ書けない! ・・・ああ、わたしには

 才能がないのだろうか?」

   道風が壁に投げつけた字は、とても

素晴らしい字でした。

 ですが道風は満足できず、それからは筆を

持とうとはしないで、ただぼんやりと庭

の方を見つめていました。


 そんな道風のところへ、仲の良い友達が

訪ねて来ました。

「おや、道風さん。筆をなげだしたりして、

 一体どうしたというのですか?」

   道風は、悲しそうな顔で友達に言いました。

「わたしは、自分の字が書きたいのです」

「自分の字とは、どういう事ですか?」

「今まで書いてきた字は、自分の字では

 ありません。 ただ、中国の先生が

 書いた字を真似しているだけです。

 そうではなく、わたしは自分の字を、

 日本人の字を書きたいのです。

 でもそれが、どうしても出来ないのです」

「まあ、そんなに悩む事は無いですよ。

 あなたは勉強をしすぎて、疲れている

 のですよ。 どうです?

 気晴らしに、散歩でもしてきたら」

「・・・確かに。では、ちょっとそこまで、

 ぶらぶら歩いてきます」

   道風はかさを持って、外に出ました。


 外は、細かい雨が降っています。

 道を下って行くと、いつの間にか池の

そばまで来ていました。

 その池には柳の木が生えていて、

その柳の木の若葉が風にゆられながら

池に影をうつしています。

「ああ、この柳の様に、やさしく生き生きと

 した字が書けたらなあ」

   その時、柳の枝の下で、何かが動きました。

「おやっ?」

   よく見ると、池のふちには一匹のカエルが

いて、じっと枝を見上げています。

 どうやら柳の葉先にとまっている虫を、

狙っているようです。

「カエルは、あの虫を食べたいのか。

 しかし、あれほど離れていては無理

 だろう」

   カエルは柳の小枝目掛けて、ピョンと

飛びました。

 でも道風の思った通り、カエルは小枝に

届かずポチャンと池に落ちてしまいました。

「やっぱり」

   でもカエルは、あきらめません。

 池から出てくると、小枝目掛けてまた

飛びました。

 そして失敗して、またポチャンと池に

落ちました。

 カエルはまた飛びましたが、今度も

失敗です。

 道風は、カエルに大きなため息を

つきました。

「駄目な事は、何度やっても駄目なんだ。

 カエルも、・・・わたしも」

   しかし、カエルは、何度失敗しても

あきらめません。

 七度目、八度目、九度目、そして

十度目。

「あっ」

   とうとうカエルは、柳の小枝に

飛びつきました。

 そして長い舌で、虫を捕まえたのです。

 それを見た道風は、カエルに教えられた

気がしました。

「あきらめては、駄目なんだ!

 自分の字を書く事は、日本人の字を

 書く事は、とても難しい事だ。

 だからと言って、あきらめては駄目

 なんだ。

 いくら時間がかかろうとも、辛抱強く

 頑張ろう。

 あのカエルに負けないように」

   こうして道風は再び筆を取ると、

あきらめずに字の練習を続けました。

 それから何年も年月をかさねて、ついに

自分の下を、日本人の美しい字を書ける

ようになったのです。


誰でも困難な事にぶつかると、

あきらめようとかんがえます。

でも、この道風やカエルの

様にあきらめずに頑張れば、

努力を続ければ、きっと

困難な事を打ち破る事が

出来るでしょう。

   (おしまい) 


それでは、今日の郷土玩具!

今日は、カエルくん !



のごみ人形

「河鹿かえる」

のごみ人形の、可愛い「河鹿かえる」

の、置物です。


【のごみ人形 とは】

終戦終結の年の昭和20年、この

「のごみ人形」は生まれました。

終戦時の飢えと混乱の中で、

荒みがちな風潮の中に、潤いと楽しさを

求めて創り上げたのがこの郷土玩具です、

南国的な明るさと単純化された造形は、

各種の賞を得、十二支の干支の玩具等が、

年賀ハガキに、起用され、海外にまで

知られるように、なりました。


今でも、人形の成形から顔料での、

絵付けに至る工程を一つ一つ心をこめて、

手作りされています、 


ほんなら、今日は、この辺で。


寒い時季は、まだまだ

続いてますが、身体に

気をつけて、頑張ろうね。


こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 🐸