こんにちは、tenです。
アメブロ投稿、1747 日目です。
それでは、今日は、何の日?

1月13日は、何の日で、どんな出来事が
あった 日 なのか? 
記念日の由来や、関連する雑学、お花、
昔話に、郷土の玩具などを、あわせて
紹介していきますね。

ほんなら、今日のお花!
1月13日の、今日のお花



[花言葉

「あなたは美しい、

 成熟した魅力」

《 カトレア (Cattleya)》


カトレア属を主体とする洋蘭の園芸種の

通称です。 花は大輪で美しく、温室で

栽培されます。 葉は革質で厚く、茎は

仮球茎(バルブ)をなします。

ランの中でも熱帯アメリカ原産の

カトレアは、花の女王ともいえる存在

です。


それでは、今日の記念日!


『ピース記念日』

1946年のこの日、1月13日

高級たばこ「ピース」が、

発売されました。


当時、10本入りで7円で、

日曜・祝日に1人1箱だけに

限られていました。



ほんなら、今日は、

     日本の民話!

1月13日の、日本民話



『和尚さんの三つの忠告』

   (山口県の民話)


 昔々、あるお寺に、和尚さんと小僧が

住んでいました。


 ある日の事、小僧が修行の旅に出る事に

なり、それを見送りに行った和尚さんが、

小僧に言いました。

「小僧よ。途中でどんな事があっても、

 柱のない家に宿をとるでないぞ」

(柱のない家?そんな家なんかあるものか)

 小僧はそう思いましたが、

「はい、分かりました」

と、返事をして旅立とうとすると、さらに

和尚さんが言いました。

「旅に出て宿をとった時、亭主よりも

 女房の方が大事にしてくれる

 家には気をつけるんだぞ」

「? ・・・はい、分かりました」

   意味がよく、分かりませんが、小僧が

返事をして、旅立とうとすると、また

和尚さんが、言いました。

「ネズミと言うやつは、年をとると、

 『こうすい』と言う化け物に

 なって天井裏にひそみ、人を捕って

 喰うそうだ。

 天井裏がゴソゴソと言ったら、くれぐれも

 気をつけるんだぞ」

「はい、分かりました」

 小僧はそう言って、やっとお寺を出て

行きました。


 小僧が峠道を歩いていると、突然の

夕立が降ってきました。

「大変だ!どこかに雨宿りが出来る所は?」

 小僧が周りを見渡すと崖の土をかき出して

作ったほら穴があったので、小僧は雨が

やむまでほら穴で雨宿りをする事に

しました。

 その時ふと、小僧は和尚さんに言われた

事を思い出しました。

「和尚さんは、『柱のない家に

 宿をとるな』と、言われていたな。

 このほら穴を家と考えると、ここは

 柱のない家じゃないか」

   そこで小僧がほら穴から飛び出すと、

そのとたんにほら穴の天井が『ズドーン!』

と、崩れ落ちたのです。

 もし飛び出すのがもう少し遅ければ、

小僧は生き埋めになっていたでしょう。

 「和尚さま、ありがとうございます」

   小瀬はお寺の方角に手を合わせると、

また旅を始めました。


 その日の夕暮れ、小僧は一軒の家に

泊めてもらう事になりました。

 その家の女房は小僧の為にお風呂を

わかしてくれたり、ごちそうを出して

くれたりと、とても親切にしてくれます。

 でも、亭主は囲炉裏(いろり)にあたって

いるばかりで、小僧の方を見ようとも

しません。

 小僧はふと、和尚さんに言われた事を

思い出しました。

「和尚さんは『亭主より女房の

  方が大事にしてくれる

  家には気をつけろ』と、

   言っていたが、この家の事かな?」

   そこで小僧は布団に入ると、用心深く

辺りを見回しました。

 すると天井の板に丸い穴が開いていて、

それが寝ている自分の心臓の真上だと

気づいたのです。

「どうも、不自然な穴だ」

   小僧は布団の中に枕を入れると人が

寝ている様なふくらみを、作って、自分は

用心の為に部屋のすみで寝ました。


 その真夜中の事、その天井の穴から槍が

飛び出してきて布団を突き刺したのです。

 この家は旅人を殺しては金品を奪う、

盗賊の家だったのです。

 命拾いをした小僧はあわてて逃げ出すと、

お寺の方角に手を合わせました。

「和尚さま、ありがとうございます」


   次の日、小僧は一軒の古寺を見つけて、

そこで一晩を過ごす事にしました。

「ここなら柱もあるし、亭主も女房も

 いないから大丈夫だろう」

   小僧が安心して寝ていると、天井裏で

なにかがゴソゴソとはいずり回り、

いまにも襲いかかってきそうな気配です。

 小僧はふと、和尚さんに言われた事を

思い出しました。

「和尚さんは『ネズミは年を

 とると「こうすい」と

 言う化け物になって

 天井裏に、ひそみ、人を

 捕って喰う』と、言っていたな。

 もしかすると、これが「こうすい」という

 化け物か?

 もしそうなら、こうすいは、ネズミが

 化けた物だから、ネコを怖がるに

 違いない」

   そこで小僧は、

♪ニャーオ

♪ニャーオ

と、ネコの鳴き真似を、しました。

 すると天井裏にひそんでいた物は、

『チュー!』と悲鳴をあげて、どこかへ

投げて行きました。

「やっぱり、こうすいだった」

   小僧はお寺の方角に手を合わせると、

「和尚さま、ありがとうございます」

と、言って、旅を続けました。


 こうして和尚さんの言われた言葉で

三度も命を救われた小僧は、無事に

旅を終えて再びお寺に帰る事が出来た

のです。


         (おしまい)

今日のお話は、なかなか、

スリルがありましたね。

特に、天井板の丸い穴、

天井裏から、槍を落とすのは、

チョチ無理かなと、思い

ましたが、槍というより、

重さのある、刺身包丁の

方が、よかったのでは、

ないかと、…またしても、

妄想ぎみですな。


ほんなら、今日の「四字熟語」

「虚心坦懐」

読み「きょしんたんかい」

意味 心になんのわだかまりもなく、

 気持ちがさっぱりしていること。

 心にわだかまりがなく平静に事に

 望むこと。また、そうしたさま。


何事に際しても、この言葉を

心において、生きていきたい

ですね。


それでは、今日の郷土玩具!

今日の玩具は?ネズミくん



米食い鼠 (石川県)

以前に、鼠くんたちの、鼠算では、

地球最後の覇者は?と、「ネズミ繁栄論」を、

ブログアップしましたが、

(2023年11月10日ぶろぐ、参照)

この鼠算には、いくつかの前提条件があります。

例えば、生まれてくる雌雄はちょうど

半分ずつであること。12ヶ月間は食べ物が

十分にあり、病気にならず、1匹も

死なないこお。最初の2匹も12回続けて

出産すること。などです。

ものすご、ムズー!不可能に近いな!

自然界では、これらの仮定も設定も、

成立しませんが、当たり前の如く、うまく、

調節ができているようです。

ほんまに、地球のお力は、尊敬にあたい

しますね。


写真は、金沢のからくり玩具。脇についた

竹のバネを押さえると糸がゆるみ、ネズミ

の首と尾が下がって米を食べる格好になる

仕掛けです。


ほんなら、今日は、この辺で。


創意に工夫、私たちは

かしこくないけど、他の

動物より、器用な手を、

くじけぬ足を持っています。

3つの A を、しんじて!


3つのA、

① あわてない!

② あせらない!

③ あきらめない!


今日も、良い日をさがして。

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。