こんにちは、tenです,
アメブロ投稿、1744日目 です。
ほんなら、今日は、何の日?

1月10日は、何の日で、どんな出来事が
あった 日 なのか?
記念日の由来や、関連する雑学、お花、
昔話に、郷土の玩具などを、あわせて
紹介していきますね。

それでは、今日のお花!
1月10日の、今日のお花



[花言葉   「たくわえる」

《 アナナス (Ananas)


アナナスとは、もとは南米のインディオが

パイナップルにつけていた旧称で、特に

観葉植物として栽培するものの総称です。

中南米原産の、約300種を含みます。

サンゴアナナス・インコアナナス・

トラフアナナス など、花穂・葉の

美しいものが多く、音質などで栽培されて

います。

中国では、パイナップルの、果実を鳥の

卵に、見立てて 鳳梨 としています。


ほんなら、今日の記念日!



『110番の日』

110通報の、適切な利用を

啓蒙するために、制定された

記念日



『イトウの日』

日本最大の淡水魚であり、

絶滅危惧種である、

「イトウ」の認知度を向上

させるために制定された日。


「イ(1)トウ(10)」の、

語呂合わせから。


『明太子の日』



1949年1月10日に、

日本で初めて辛子明太子

が、発売されたことから。


『十日戎』



七福神の一柱である、

戎天 (=えびす様)を祀る

祭礼です。


十日戎(とおかえびす)は、

商売繁盛を願って多くの

人々が参拝し縁起物

飾った笹や熊手を授かり

ます。



それでは、今日は、

     世界の昔話!

1月10日 の、世界の昔話!



『カイコになったお姫さま』

         (ベトナムの昔話)


 昔々、ある国の王さまが家来たちと

狩りをしえいると、突然、大勢の盗賊が

襲ってきました。

 家来たちは勇敢に戦いましたが、

大勢の盗賊名はかないません。

 とうとう王さまは盗賊にさらわれて

しまい、お城にはお妃さまと一人の

お姫さまが残されました。

 お妃さまもお姫さまも家来たちも、

何とかして王さまを取り戻そうと考え

ましたが、どうする事も出来ません

でした。

 こうして、一年が過ぎました。


 王さまが大好きだったお姫さまは

心配で食事もろくに喉を通らず、

どんどん痩せていきました。

「このままでは、姫が死んでしまうわ」

   見かねたお妃さまは、国中にこんな

おふれを、出しました。

《王さまを取り戻して

 きた者に、姫をお嫁に

 あげます》


 さて、おふれが出てから三日後、

一頭の白い馬が王さまを背中に乗せて

お城に駆け込んで来ました。

「あなた!」

「お父さま!」

「王さま!」

   お妃さまも、お姫さまも、家来たちも、

大喜びです。

 白い馬はさっそく大きな馬小屋に、

入れられて、たくさんのごちそうを

もらうと、大事に大事にされました。


 この白い馬、普段はとても大人しい

のですが、お姫さまがが側を通ると足を

パカパカ動かして暴れるのです。

 王さまは不思議に思って、お妃さまに

そのわけを尋ねました。

 そしてお妃さまからおふれの事を

聞いた王さまは、びっくりして

言いました。

「まさか馬が、姫をお嫁にしたいと

 いうのではないだろうな」

「そんな事は。・・・でも馬は、

 とつも利口な動物だと言いますから」

「うむ・・・」

   王さまは、心配になって、馬小屋へ

行って馬に尋ねました。

「お前は、もしかして姫を、お嫁にする

 気でいるのかい?」

   すると馬は、

 ヒヒーン!

と、とても嬉しそうにいななきました。

「何と! 馬のくせに、とんでもない

 奴だ!」

   すっかり怒った王さまは家来に弓矢を

持ってこさせると、馬をめがけて矢を

放ちました。

 馬は悲しそうに王さまを見つめると、

そのまま地面に倒れて死んでしまい

ました。

が、王さまは馬を殺しただけでは気がすまず、

馬の皮をはぐと、お城の庭の木から、馬の

皮をぶら下げました。


 さて、その事を知ったお姫さまは、

殺された歌が可愛そうでなりません。 

「ひどいいお父さま。何もころさなくても

 いいのに」

   そこで庭に誰もいなくなると、

お姫さまは馬にあやまろうと思って、

そっと一人で木のそばに行きました、

「お馬さん、ごめんなさい。

 お父さまを助けてくれたのに、

 こんな事になってしまって」

   その時です。

 突然強い風が吹いて来て、木の枝に

かかっていた白い馬の皮が空に舞い

上がりました。

 空高く舞い上がった馬の皮を、

ひらひらと降りてくると、びっくり

して立っているお姫さまをすっぽりと

包み込んだまま、また空高く、

舞い上がってしまいました。


 しばらくして王さまやお妃さまは、

お姫さまがいない事に気がつきました。

「姫は。どこへ行った?!」

   お城中が、大騒ぎとなりました。

 みんなで探してさがして、

とうとう一人の家来が庭のはずれの

桑の木に、白い馬の皮が小さくなって

くっついているのを見つけました。

 よく見ると馬の皮はまゆ玉になり、

その中でお姫さまは、カイコになって

いたのです。


 こうしてこころの優しいお姫さまは、

世の中で最初の、カイコになった

のでした。

            (おしまい)


王さま、一年もさらわれて

いて、お馬さんに、助けて

もらったのを、忘れて

しまったのですか?たとえ、

お姫さまをお嫁にできなく

ても、殺すまでしなくても、

よかったのではありませんか。

お馬さんに言わせると、

私たち人は、早くも走れぬ

「人のくせに」なんですよ。

忘れないように、しなくては!


ほんなら、今日の郷土玩具!

今日は、やっぱり、お馬さん



花巻の 飾り馬(岩手県)


昔から、「天を行くは龍に如くはなく、

地を行くは馬に如くはなし。馬は甲兵の本、

国の大用なり」と、いわれています。

つまり、家畜の中で馬ほど直接人間の役に

立ち、多くの意義を持っているものは他に

ないということで、十二支のなかでも、

とりわけ馬の郷土玩具(馬玩)が、多いのも

当然といえます。

馬玩の分布をさらに詳しくみると、

東日本、特に東北地方に多いことに

気付きます。岩手県では、郷土玩具の

三分の一を馬玩がしめています。

今日は、岩手県の花巻人形の飾り馬で、

新作ではありますが、古作に倣った

佳品です。 きれいですね。


ちなみに、馬玩、そのほとんどが、

「白い馬」 ten も、神宮の、神馬

大好きです。そういえば、

「暴れん坊将軍」の上様も、のって

らっしゃいますもんね。


それでは、今日は、この辺で。


今朝は、寒かったですね。

被災された方々の、ご苦労が

しのばれます。

無理せずに、お過ごし

下さいね。


こんにちは、さようなら、

ありがとうございます!


ψ(`∇´)ψ