［花言葉
「無邪気、自然の喜」
《デージー (白) 》 ］
ほんなら、今日の記念日！
1月4日 の、記念日
『御用始め・仕事始め』
官庁で、年末年始の休みが
明けて、その年の最初の
事務を執る 日 です。
『取引所大発会』
証券取引所での、
新年初めての、立ち会い の
日です。
それでは、今日は、
世界の昔話！
1月4日の。世界昔話
今日のお話は、
シートンの童話 です。
そう、あの有名な、
「シートン動物記」の
シートンです。
それでは、今日の
世界の昔話！
『岩山の大将』
昔々、山ヒツジの家が、高い山の
岩のかげにありました。
山ヒツジは、山に住んでいるヒツジです。
けわしい岩の上をとんでいく、とても
元気のいい童話です。
山ヒツジの家には、三匹の子ヒツジが
いました。
ある日のことです。
怖いオオカミに襲われて、子ヒツジの
一匹が食い殺されてしまいました。
「まあ、かわいそうに」.
お母さんヒツジは、たいそう悲しみました。
けれども、死んだものを生き返らせる
ことはできません。
「こんなオオカミの出るような所は、
危なくてしようがない。もっと安全な
土地へ引っ越しましょう」
と、お母さんヒツジは言いました。
お父さんヒツジは、『岩山の大将
(たいしょう)』と、言われる、とても
強い山ヒツジです。
長くて、鋭いツノを持っていました。
けれども、みんなの安全のために、
お父さんヒツジは引っ越しを、することに
しました。
お母さんヒツジと、生き残った
子ヒツジと、仲間の山ヒツジたちは、
みんなで十二匹います。
岩山の大将を先頭に、みんなは
その後に続きました。
山を下り、谷を渡り、どこまでも
かけていきました。
「ワォーッ！」
ふいに、オオカミのうなり声が
しました。
毛むくじゃらな、気の荒いオオカミ
たちが、山にヒツジたちを見つけた
のです。
「ウーッ、ウォーン！」
うなりながら、オオカミが八匹も
追いかけてきました。
「大変だ、いそげ！」
「あーん.、こわいよう」
子ヒツジや、力の弱いヒツジは、
もう泣き声です。
「力のかぎり、かけろ！」
岩山の大将は、叫びました。
十二匹の山ヒツジの、仲間は、一列に
なって大将の後からかけていきます。
だけど、オオカミとの間は、グングンと
ちぢまっていきます。
「メ、メーッ」
足の弱った一匹の年寄りヒツジが、
木の根に、つまずいて転びました。
「あぶない！」
岩山の大将は、クルリと向きを
かえました。
そこは、せまいがけ道です。
一匹ずつしか通れません。
大将は仲間のヒツジたちをかけぬけさせ、
自分だけが残りました。
「ウォーッ！」
追いついたオオカミが、キバを
向いて飛びかかりました。
「なにくそっ！」
岩山の大将は、頭をさげ、大きな
ツノでオオカミを突き飛ばしました。
その勢いに、オオカミはがけ下へ
転がっていきます、
次々とかかってくるオオカミを、
大将はかたっぱしから投げ飛ばしました。
賢い大将は、一匹ずつでしか、かかって
これない場所で戦ったのです。
そうして、オオカミをみんなやっつけて
しまったのでした。
「メェーー！」
一声高く、勝ち鬨(かちどき)を
あげると、岩山の大将は足どりも軽く、
仲間のあとを追っていきました。
(おしまい)
カッコいいですね。
強い リーダー は、
こうでなくては！
一匹で、大勢の、敵に、
立ち向かうのは、大将が、
いくら強くても、辛かった
のでは、ないでしょうか。
でも、仲間を守りたいと、
思った使命が、彼に
大きな勇気を与えたのかも
しれませんね。
ほんなら、今日の郷土玩具！
今日の玩具は、山ヒツジには、
全然、似てない、羊！
日本全国の少数精鋭の
ヒツジ たち！
羊の玩具か少ないのは、有名ですが、
なぜか、いつも十二支の人揃いには、
必ず、おいでです。
その特徴は、やはり丸っこい！
ギクシャクした争う世界！
いろんなことが起こる日本！
そんななかで、羊さんは、やっぱり
丸っこい！ あなたの中の、
勇気は、きっと丸っこいのかも、
しれないですね。
それでは、今日は、この辺で。
ぶろぐ投稿、遅くなり、
申し訳ありません。
ほんなら、今日は、最後に、
「名言」
ふまれても、
ふまれても
我はおきあがるなり
青空を見て微笑むなり
星は我に光をたあえ給うなり
by 武者小路実篤
それでは、今日も、
明日を 信じて！
こんにちは、さようなら、
いつも、ありがとうございます。