こんにちは、tenです,

アメブロ投稿、1546日目です。

それでは、今日は、何の日?


6月26日は、何の日で、

どんな出来事があった 日

なのか? 記念日の由来や、

関連する 雑学、誕生花、

昔話に、郷土玩具などを、

あわせて紹介していきますね。


ほんなら、今日のお花、

6月26日 の、誕生花。



[花言葉 「 栄光 」

        《グロリオーサ》

ユリ科の蔓性多年草で、熱帯アフリカ

原産です。

葉は笹の葉状で、先端は巻きひげと

なります。

花は黄色地に濃紅色又はオレンジ色で、

花は細く大きく反転します。

グロリオーサの由来は、ラテン語の

「栄光。立派」からきた名前です。

アフリカ、熱帯アジア原産の花らしく、

燃え立つようなら華やかさがあります。


それでは、今日の記念日


『国連憲章調印記念日』



日本国際連合協会 が、制定。


1945年(昭和20年)の 6月26日

「国連憲章」に50カ国以上が

調印し、国際連合の設立が決定しました。


『拷問の犠牲者を支援する

 国際デー』



1997年12月の国連総会で制定。

国際デー の、ひとつ。


1984年の6月26日

「拷問等禁止条約」が、発効

しました。


『露天風呂の日』



岡山県湯原町(現 真庭市)の、

湯原温泉 が、1987年に制定。


【六(ろ)・(てん)ニ(ふ)六(ろ)】

で、「ろてんぶろ」

の、語呂合わせ。


『雷記念日』



930年(延長8年)の 6月26日、

平安京の清涼殿に落雷があり、

大納言の藤原清貫が、亡くなりました。


この落雷は、太宰府に左遷され、そこで

亡くなった菅原道真の たたりだと

され、道真は名誉を回復しました。

またこれにより、菅原道真は、

雷の神「天神」と同一視される

ようになりました。



ほんなら、きょうは、百物語!

6月26日 の、百物語。



 『黒姫と黒竜』

   (長野県の民話)


 昔々、信濃の国(しなののくに→長野県)に

黒姫(くろひめ)という美しい姫がいました。

 その噂は各国に知れ渡り、遠い国からも

姫を嫁に貰いたいという申し出が後を断ち

ませんでした。


 ある秋の事、そんな噂を聞いた山奥の

大沼池(おおぬまいけ)に住む黒竜

(こくりゅう)が、この美しい姫を一度

見たいと思って蝶に化けると、殿様と

一緒に散歩をしている黒姫の所へ飛んで

来て、姫のまわりをひらひらと舞った

のです。

「まあ きれいだこと」

   姫はうれしそうに、黒竜の化けた

蝶に微笑みました。

 その姫の微笑みに心を奪われた黒竜は

姫の事が忘れられなくなり、何日も

悩んだあげく、若侍に化けて姫のいる

城を訪れました。

 どの若者よりも立派な若侍に、すっかり

感心した殿様が身元を尋ねると、

「わたくしは、志賀山(しがやま)の

 大沼池の黒竜です。姫を一目見て以来、

 姫の事がどうしても忘れられませぬ。

 どうか、姫をわたしにください」

と、黒竜は正直に正体を明かしたのです。

「いくら立派でも、人間でないものに

 姫はやれん」

   殿様に、断られましたが、黒竜は

どうしても姫の事があきらめきれずに、

それからも毎日、城へ通う様になりました。

 そして百日目が過ぎた時、黒竜は殿様に

言いました。

「もし姫をいただけるのなら、今後、

 あらゆる災いからこの城を守りましょう。

 ですが、どうしても駄目だというのなら、

 わたしにも考えがあります。・・・

 わたしは大水で、城と村々を押し流す

 事も出来るのですよ」

   これには、殿様も困りました。

 そこで殿様は、黒竜にこんな約束を

したのです。

「明日、その人間の姿のままで、わしの

 馬に遅れずに城のまわりを二十周

 まわれたら姫をやろう」

「本当ですか! ありがとうございます!」

   黒竜が喜んで帰ると、殿様はすぐに

家来に命じて、城のまわりに刀を

何本も埋め込ませたのです。


 次の日、殿様は城で一番足が速い馬に

またがると、やって来た若侍姿の黒竜に

言いました。

「黒竜、よいか。少しでも遅れたら、

 姫をあきらめるのだぞ」

   そして殿様は馬にひとムチ当てて、

勢いよく駆け出しました。

 黒竜もすぐさま、殿様の後を

追いました。

 やがて家来が刀を仕込んだ場所に

来ると、殿様はうまく馬に飛び越え

させて、無事にそのまま駆け出し

ました。

 しかし、そんな事は知らない

黒竜は、仕込んだ刀の罠に引っかかり、

体中を切り裂いてしまったのです。

「ぬぬっ、はかったな!」

 全身血だらけになった黒竜は怒りで

竜の姿を現すと、竜の姿のまま馬に

乗った殿様を追いかけました。

 そして血だらけになりながらも

殿様を追いかけ続け、そのまま殿様に

遅れる事なく、城の周りを二十周

回り切ったのです。

 黒竜は息も絶え絶えになりながらも、

殿様に言いました。

「さあ、約束です。姫をください」

   しかし殿様は、腰の刀を抜くと、

「わしは、人間の姿のままでと言った

 はずだ。お前のような化け物に、

   姫はやれぬ!」

と、黒竜に斬りかかったのです。

 黒竜はその一撃を何とかかわすと、

「よくも裏切ったな! 見ておれ!」

と、叫びながら、空高く飛んで行くと、

真っ黒な雲を、空一面に張り巡らせて、

激しい雨をゴーゴーと降らせたのです。

 その雨は一向にやむ気配がなく、

四日目になると川から溢れ出た水で、

村々は今にも流されんばかりと

なりました。

 これを見た黒姫は、殿様が止めるのも

聞かずに外へ走り出すと、大雨が降る

空に向かって叫びました。

「黒竜よ! わたしはあなたのもとへ

 いきます! ですから、どうか嵐を

 鎮めてください!」

   すると、どうでしょう。

 あれほど激しかった大雨がぴたりと

やんで、空から一筋の黒雲が矢のように

下りて来ました。

 そしてその黒雲が黒姫の体を、

包み込んだとたん、黒雲は黒姫の姿と

一緒に消えてしまったのです。


 その後、殿様がどんなに探しても、

黒姫は二度と見つかりませんでした。

 しかしそれ以来、村には何一つ災いが、 

起こらなくなったそうです。


        (おしまい)


長野県と新潟県の県境にある、

戸隠妙高連山の中腹辺りにある

黒姫山、その山の名の、伝説

のお話でしたね。

黒姫山には、豊かな美しい

山上の池 があります。

黒竜と黒姫は、この地で、二人で

暮らしていたそうです。


昔は、この伝説の黒姫の行動を、

「生け贄」というふうに、伝え

られていたようですが、現在は、

彼女の行動は、城(家族のため)村々

(人々、民人のため)のために、

傷つけた(身も心も)黒竜に謝罪し、

皆で良き明日へ向かう、

「愛」の民話に、変わってきて

いるようです。



それでは、今日の郷土玩具



今日の、郷土玩具は、

「牛に

    引かれて」

長野市にある善光寺は、日本最古の仏像

「一光三尊阿弥陀如来」

本尊とし、約1400年の歴史を持つ、

無宗派のお寺。

全ての、人々を受け入れるお寺として、

全国に、知られています。

この木彫りの牛は、

「牛に引かれて善光寺まいり」

という伝説にちなんで作られたものです。


ほんなら、今日は、この辺で。

今日も、またまた、長々ぶろぐ

で、すいません。

それでは、今日も、

自分のために、みんなのために、

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。


(黒姫山、黒竜と黒姫の住む、

山上の池、七つ池)