こんにちは、tenです。

アメブロ投稿、1527日目です。

それでは、今日は、何の日?


6月7日は、何の日で、

どんな出来事があった日

なのか? 記念日の由来や、

関連する 誕生花、雑学、

昔話に、郷土の玩具などを、

あわせて紹介していきますね。


ほんなら、今日のお花

6月7日 の、誕生花



[花言葉

「洗練、優雅、

 私はあまりにも幸せです』

《 山梔子 (くちなし)》  


アカネ科の常緑低木で、暖地に自生します。

むかしから庭木として人気があるため、

多くの園芸品種があります。

高さは 1〜3メートルほどで、葉は革質で

光沢があり、夏になると白色の六弁花を

開き、強い芳香を放ちます。

果実は熟すと紅黄色となり、これから

採った黄色色素は古くから染料として、

乾した果実は漢方生薬の山梔子(さんしし)と

なります。 名前の由来は、一重の花は実を

つけますが、実が熟しても口を開けないので、

 くちなし です。

甘い、魅力的な香りをもち、恋人に贈るのに

ふさわしい花です。


それでは、今日の記念日


『母親大会記念日』



1955年の6月7日、東京・豊島公会堂で

第1回母親大会が開催されました。


1954年、ビキニ環礁での、

水爆実験実施をうけ、日本婦人団体連合会は

国際民主婦人連盟に原水爆禁止を提案し、

世界母親大会がスイスで開かれることに

なりました。

これに先立ち第1回日本母親大会が開催

されました。

「生命を生み出す母親は、生命を育て、

 生命を守ることをのぞみます」

のスローガンの下に、生命と暮らし、

子どもと教育、平和、女性の地位向上等に

関する分科会や講演会等が開催されました。


『緑内障を考える日』

緑内障の患者やその家族で作る、

「緑内障フレンド・

 ネットワーク」が、制定。


【六(ろく)七(な)で、

 「りょくない」】の、語呂合わせ。


『むち打ち治療の日』

むち打ち治療協会 が、制定。


【む(6)ちうちをな(7)おそう】

の、語呂合わせ。



ほんなら、きょうは、

      日本の昔話!

6月7日 の、日本の昔話


『浄称堂(じょうしょうどう)

                のきず薬』

  (奈良県の民話)



 昔々、浄称堂というお寺に、とても

心正しい和尚さんが住んでいました。


 和尚さんは悪い事をした人がどんなに

偉い人でも、心の底から反省するまで

許しません。

 でも、本当に悪かったと心の底から

反省すると、その人の力になろうと手を

差しのべてくれるのでした。


 ある夜の事です。

 和尚さんが便所に行くと、どこからか

手が出てきて、お尻の穴にさわりました。 

 驚いた和尚さんは、お尻の穴をとられては

大変と、ふところから小刀を出してその手を

切り落としました。

 すると外の方から、

「あーん、あーん」

と、泣き声がします。

 便所を出てみると、外で泣いていたのは

カッパでした。

「和尚さん、おらの手を返してくれよー」

「いかん!人のお尻から、大事な物を

 とろうとした罰じゃ。何と言っても、

 お前の手は返さぬからな。さっさと、

 出て行け!」

   和尚さんに怒鳴られたカッパは、泣き

ながらどこかへ行ってしまいました。


 次の日の夜、和尚さんが寝ていると、

♪ とんとん、とんとん

と、戸をたたく者がいます。

(誰じゃ? こんな夜中に)

   和尚さんが戸を開けてみると、立って

いたのは昨日のカッパでした。

 カッパは、しょんぼりした顔で

和尚さんに言いました。

「和尚さま、おらの手を返して下さい。

 昨日は、おらが悪かったです。

 もう二度と、あんな事はしません」

「うむ、・・・・・・」

   和尚さんはしばらくの間、腕組みを

して考えるまねをしました。

 本当の事を言うと、和尚さんもカッパの

手を切ってしまったのは、かわいそう

だったと思っていたのです。

 でもすぐに手を返したら、カッパはまた

いたずらをするかもしれません。

 和尚さんはしばらくしてから、カッパに

こう言いました。

「今日は、だめじゃ。

 お前には、まだ反省がたりん。

 だが、本当に、二度といたずらをしないと

 決心できたなら、もう一度来い。

 その決心が本物なら、その時は手を

 返してやろう」

「・・・はい、また来ます」

   カッパは頭を下げて、月明かりの中を

帰って行きました。


 次の日の夜、またカッパがやって来ました。

「和尚さま、おらは心の底から、二度と

 いたずらをしないと決心しました。

 その証拠に、カッパの宝を和尚さまに

 差し上げます。

 カッパの宝は薬で、この薬を塗れば

 どんな傷もぴたりとふさがって、すぐに

 治ってしまいます」

   カッパはそう言うと、貝殻に入れた薬を

差し出したした。

「うむ、その薬が本物なら、お前の言葉を

 信じてやろう」

   和尚さんはカッパに手を返してやると、

言いました。

「その薬が本物なら、この手をぴたりと 

 つけてみろ」

「はい」

   カッパはこくんと頷いて、切られた手の

切り口に、薬を塗りました。

 そして切られた手を自分の体につなげると、

本当にみるみるうちに傷口がふさがって、

つなぎ合わせたあともきれいに消えてしまい

ました。

 そしてカッパは、つないだ手を曲げたり

伸ばしたりしてみせました。

「これはすごい。だがその薬、カッパだけに

 効くのではあるまいな」

「はい。カッパほどではありませんが、

 人間にも効き目があります」

   そう言ってカッパは、和尚さんに薬の

作り方を教えました。

 和尚さんはにっこり微笑むと、カッパに

頭を下げました。

「ありがとう。

 この薬のおかげで、多くの人が助かる

 だろう。

 お前は多くの人を助けたカッパとして、

 これから先、何百年も語りつがれるだろう」

「エヘヘ」

   カッパは恥ずかしそうに笑って、

和尚さんにペコリと頭を下げると浄称堂を

出て行きました。


 それから和尚さんはこの薬に

金創(きんそう)と名前をつけて、切り傷に

苦しむ人たちに、分けてあげました。

 この薬は人間にもよく効いて、

浄称堂のきず薬はとても有名に

なりました。


        (おしまい)


それでは、今日の郷土玩具


今日のお話は、奈良県の民話。

いつもなら、奈良の郷土玩具を探す

のですが、奈良はなぜか、いにしえからの、

郷土玩具が ならならに、否 (すいません)

なかなかに、見つけられず、…   今日は、

「今から10年後に

    残る郷土玩具」

を目指して、誕生した

新・郷土玩具、

「鹿コロコロ」

を、紹介させてもらいます。



古くから日本各地で、お土産や子どもの

おもちゃとして、作られてきた郷土玩具。

この新・郷土玩具「鹿コロコロ」は、

奈良に、もともとあった伝統工芸の

「張り子鹿」と、観光客に人気の、

「ビニール鹿風船」という、新旧の

奈良土産を組み合わせて誕生しました。



10年後と言わず、ずーっと残していって

ほしいですね。


ほんなら、今日は、この辺で。


それでは、今日の「四字熟語」

「継往開来」

読み 「けいおうかいらい」

意味 先人の事業を受け継ぎ、発展

  させながら未来を切り開くこと。


ほんなら、今日も、

良い日になりますように!

こんにちは、さようなら、

いつも、ありがとうございます。

 🦌 🦌 🦌