世界最速のバイオリン弾きと言われる『ロビー・ラカトシュ』。ジプシーバイオリンの天才的名手です。ラカトシュが『ラカトシュ・アンサンブル』というバックを従えて兵庫県立芸術文化センターに登場しました。


ロビー・ラカトシュって知らない方が多いかも知れませんので先ずはこの映像を御覧ください。ハンガリー舞曲第5番です。
https://youtu.be/NFRscTuCFz8


ジプシーバイオリンの音色は、哀愁を漂わせながら歌っているかのようで、生で聴きますと感情に強く訴えて来ます。


ラカトシュの一番の特徴は、超絶技巧の速弾きです。世界最速と言われています。それでいてどこか哀愁を纏っているという見事な音色です。自由自在にバイオリンを操る様はまるで魔術師です。

フライヤーです。『バイオリンの怪人』と呼ばれています。



本日のセットリストが終演後に掲示されました。ダブルアンコールに応えてくれました。



兵庫県立芸術文化センター大ホール入口前です




インパクトが有りすぎる風貌です。左下のラカトシュアンサンブルのメンバーもスゴい人達ばかりでした。ハンガリーの伝統楽器『ツインバロン』という、琴のような音を出す打楽器で、大きなアクセントを与えておりました。





ラカトシュの御先祖さまのお話です。ベートーベンやリストと絡みがあったとは驚きです。



ジプシーバイオリン、本当に素晴らしい音色です。ダブルアンコールが起きるほど大いに盛り上がったのでした。


次回はいつ聴けるのでしょうか。
大好きなものが何年に一回しか聴けないのは辛いものがありますね。

もっと日本に来て欲しいです。