生まれてから、小学校、中学校、高校、大学、会社員生活、資格取得と、わたし自身は毎度のことながら「スロースターター」。
慣れるまでに時間はかかるけれど、まぐれあたりや尊敬できる恩師との出会いなどをきっかけに調子をつかみ、それとなく「かたち」にしてきました。
自分自身の経験や職場での人財育成などで気づいた「伸びる素養」と大切にしている「教え」について、以下に記します。
1.伸びる素養
①他人の意見を真摯に、素直に受ける姿勢があること
②当事者意識をもって取り組むことができること
③好奇心・問題意識を持ち、疑問点は「わからないから、誰かに聞こう」ではなく、
まずは自分で調べようとする姿勢があること
④よき相談相手がいること
⑤ご自身の現状を的確に把握し、いつまでに、何をすべきかを見えている人
⑥「人は人、自分は自分」と割り切って考えることができる人
⑦他責ではなく自責のマインドを持てる人
(忙しいことを言い訳にしない、人のせいにしない、試験での失敗や失点
を出題内容や出題者のせいにしない。)
⑧凡事徹底
★特に、上記③と④は、今後行政書士開業後に意識すべき姿勢として、
強く認識しております。
2.わたしの大切にしている教え
「人生・仕事の結果=①熱意×②能力×③考え方」(稲盛和夫先生)
①熱 意→課題解決に向けて注ぐことができた情熱や努力。
創意工夫も含むと解しています。
生まれた後でも努力や心がけ次第で身に着く後天的素養です。
得点は【0点~100点】がつきます。
②能 力→生まれ持った能力・才能。
「努力し続ける才能」も含むと解しています。
概ね先天的素養ですが、上記「努力し続ける才能」は後天的
素養です。
得点は【0点~100点】がつきます。
③考え方→【これがいちばん大事!】
いかに生きるかという心の在り方や、どんな考え方・姿勢で
取り組むかという「生きる姿勢」です。
これには【▲100点~+100点】の得点がつきます。
【+の得点の例】
・前向きさ、協調性、誠実さ、多様性の許容、人のために尽くす
姿勢、感謝、凡事徹底、見返りを求めない姿勢
【▲の得点の例】
・批判的、斜に構える、悲観的(できっこないという気持ち)、
決めつけ、独善性、「○○して当然」という気持ち、人に勝つ
ことや優越感に執着(マウント取り)
ちょっとした具体例で説明します。
行政書士試験合格を目指すAさんとBさんの2名がいたとします。
Aさんは地道に努力し、謙虚ですが、結果を出すのに時間がかかるかもしれない方です。
一方、Bさんは努力し、学習での理解度や吸収力は高く、高得点での合格を期待できるけれど、批判的で、自らの意見を押し通そうとする姿勢やマウント取りする傾向がある方です。
【例1】Aさん
①熱意80点×②能力30点×③考え方70点=168,000点
【例2】Bさん
①熱意80点×②能力90点×③考え方▲20点=▲144,000点
このように、考え方が、プラスか、マイナスかにより、結果が168,000点と▲144,000点と大きく変わります。
(また、仮にBさんの③考え方が+20点としても、結果はAさんを上回れません。)
Bさんはたとえ試験に合格できても、そのあとの世の中での評価は相手によっては大きく下振れするかもしれません。
一方、Aさんは、試験自体は苦労するかもしれないけれど、もしも合格できて開業したら周囲からの支持や協力を取り付けやすく、長い目で見ると世の中での評価は徐々に上げていける可能性を秘めているように思えます。
上記「教え」は、職場での人財育成でも意識して用いているものです。
わたし自身の「正直な」気持ちは、Aさんのような実直で謙虚な努力を重ね、周囲への配慮や感謝を忘れない方にひとりでも多く合格していただきたいと願っています。
★追記
本日、CFP資格更新申請を完了いたしました。
CFP会員証に掲載するための「顔写真撮影」が必要で、おデブのまま掲載されるのは抵抗があったのでしばらく保留にしていましたが、いつの間にか行政書士試験勉強中に4㎏増えた体重を▲2㎏戻せ、ちょうど散髪も済ませたところでしたので、「意を決して」本日撮影してまいりました。
まだおニクを感じるところはありますが、3月撮影の運転免許証よりはマシになったかなと自己評価しています。
ランニングもコンスタントに練習できるようになったことも大きいと思います。
引き続き、固定負債となりつつある体重のスリム化に鋭意努力に励みます。
<完>