野球ファンの方から
リクエストをいただきました。
栗山英樹さん
野村克也さん
古田敦也さん
の出生図を読みます。
どんな「監督」だったか
タイプを知りたいということでしたので
その視点でお話ししたいと思います。
※下記の画像は、無料ホロスコープ作成サイト「astrodienst」にて作成した出生図です。御三方とも出生時間が不明なので、正確な出生図ではありません。
栗山英樹さん
とことん情報収集して分析する。
選手一人一人の得意なこと苦手なこと
性格傾向や癖
どんな場面でどんな活躍をしたか
逆にどんな場面でミスがあったか
ありとあらゆる情報を集めて
データを分析して
細かい性質やパターンで分類する。
この場面はこの選手が得意で
こうなったらこの選手を起用したらいい
先の先まで
徹底的にシミュレーションして
これ以上できないところまで
分析し尽くす。
そうせずにはいられないのです。
職人気質で
完璧主義でもあるので
自分ができることは徹底してやる。
しかも
誰かの役に立ちたい
という想いも強い。
栗山さんの最も優れたところは
分析力を活かして
「形にする」ところでしょう。
調べて分析して終わりではなくて
「現実化させる」力がある。
形にする。結果を出す。
栗山さんは勝負やスポーツは好きですが
衝動的や冒険的な方法で
または短絡的に勝ち負けを決めるのが
好きなのではありません。
勝ち負けを重視しているのではなくて
純粋に
子供のように
勝ちも負けも
涙も笑いも含めて
野球そのものを楽しむのが好き。
分析したデータを采配に使い
結果を残すことが喜びになるし
なにより仲間とのスポーツが好きです。
情熱や勢いだけで
選手を鼓舞するのではなくて
「勝ち」を手にするために
現実的な方法を考えて
実行したいことを
愛や思いやりを持って
選手にじっくりと語りかけるので
選手も心が動くのではないかと思います。
選手も「勝ち」たいですから
地に足のついた栗山監督の語りかけは
静かに情熱に火をつけ
冷静に勝利を手に入れるための
行動力に繋がるのではないかと思います。
選手一人一人を
個人として尊重しているように見えますが
どちらかと言えば
大きな愛で見守るような
選手一人一人を「信じている」
というような
信頼関係を築こうとする。
夢も理想もしっかり見るし
現実もしっかり見ている。
選手の行動もしっかり見ている。
その上で
自分の徹底した分析を信じ
選手一人一人を信じる。
栗山英樹さんは
そういう監督ではないかと思いました。
野村克也さん
出生図を見た第一印象は
「優しい人」でした。
思いやりがあり愛情深い人です。
寛容さと厳しさをバランス良く備えていて
落ち着いた性格だと思います。
野村さんは頭の回転が速く知的な人です。
情報収集の能力のみならず
持っているデータを
最も適した方法や場面を見極めて活用する
情報活用の才能があります。
直感力でもありますが
凡人ではキャッチできない能力と言いますか
霊感のような
目に見えない空気や雰囲気をキャッチして
その状況に最適な判断をして
最適なデータを活用する
そんなビビッドな知性をお持ちです。
この見えない力。
ご本人は自覚がなかったと思いますが
奇跡を引き寄せたり
奇跡を呼び起こしたりするような
カリスマ性というか
不思議な力をお持ちだったと思います。
野村さんの人生においては
奇跡的なこと
普通ではあり得ないようなことが
幾度となく
起きていたのではないでしょうか。
クールさを持ちながらも
実はとても家庭的な人で
チームや選手を大切に思い
愛情を持って接していたことと思います。
寛大なところもありますが
厳しさを持って接していたのは
選手への愛情が強いから。
面倒見の良さがあり
選手の成長を
心から願っていたことでしょう。
野村さんも
短絡的な勝ち負けを望むタイプでは
ありません。
持っている情報を活用し
自分の直感力やセンスを生かすこと。
選手へ向けた愛情や共感に
選手が反応する(育つ)ことが
監督としての喜びだったのでは
と思います。
余談ですが
野村さんは愛情深い家庭的な人なので
家族も大切にしてきたと思います。
特に女性は
派手で強くて存在感がある人が好み
のようなので
サッチーさんとは幸せに過ごした
ご夫婦だったのではと感じます。
古田敦也さん
古田さんは
野村さんの愛弟子とのこと。
自己顕示欲の強さや
存在感のあるところは
野村さんが好んだ
古田さんの性質だろうと思います。
動きながら(考えながら)
最適な場所に着地するという
野村さんとは異なり
これと決めたら貫く頑なさが
古田さんにはあります。
動きながら考える野村さんとは対照的で
熟考して決めて
決めたらなかなか動かない。
決意を変えない。
野村さんも古田さんも
キャッチャーですが
キャッチーの役割を
野村さんは「女房役」と考え
古田さんは「司令塔」のように考えていた
ように感じます。
野村さんが
「サポートしたい」と思うのに対し
古田さんは
「俺についてこい」という感じ。
ある意味「オレ様気質」でしょう。
古田さんが先のお二人と最も異なるのは
「勝負」に対する思いです。
栗山さんは
「勝ちを手にするための過程を楽しむ」
野村さんは
「勝負自体を楽しむ」
感じがあるのですが
古田さんは
「絶対に勝つ」
という勝ち負けへのこだわりが強い様子。
栗山さんが
「コツコツと地道な努力を積み重ねる」
イメージだとすると
野村さんはうっすら笑みを浮かべながら
「腕を組んで眺めている」
ような感じ。
古田さんは
「オレがチームを勝たせる!」
みたいな
握り拳を掲げて
熱くて真っ直ぐな感じです。
さらに
「オレが盛り上げて楽しませる!」
ようなサービス精神も旺盛な感じです。
基本的にはオープンで明るくて
裏表のない性格ですが
自分の行動や
女性関係や金銭面において
自制し過ぎるか
自制が効かないか
どちらかに偏りそう。
古田さんも分析や調査が好き
だとは思いますが
チームのためというよりも
自分に集中する監督かなという印象です。
選手一人一人に寄り添うのは苦手で
オレの采配を信じたり
オレを信じてついてくればいい
というような
オレ流のリーダーシップを信じていた監督
のような感じがします。
以上となりますが
そんな印象をホロスコープから感じました。
ミラーダ
ココナラで
ホロスコープ鑑定と
心理カウンセリングをしています。