ココアアイランドにて、大切なやる事がもう一つありました。
そうです。日本を発つ前に奥さまのお母さんより手紙と写真を託されていました。
30年前にモルディブ旅行に行ったときにお世話になったスタッフさんに手紙を渡して欲しいと。
そもそも30年前に訪れたのは、バンドスと言う島です。当時はまだモルディブの観光地はあまり無かったそうで観光地としては老舗の島だそうです。
地図でみるとここです。
ココアアイランドとは近いですが、逆側です。
ボートで行くにしても1時間以上かかるようです。
日本でたとえると渋谷から千葉くらいです。けっこうあるかな?
とりあえず受け付けにて、日本人スタッフさんに相談しました。
こころよく相談にのってくれました。
しかし、ハッサンさんという名前はモルディブでは多い名前だそうできびしいかも、とのこと。
でも、お父さんがバンドスで働いているという友達がいるから聞いてみると前向きな対応。
素晴らしい、さすがプロ、だてにはるばる遠地にて働いていないです。
しかも文明の利器をつかい、メールで写真も送ってもらいました。
すばらしい。
吉報を待ちます。
すると2日後
日本人スタッフさんから連絡がありました。
バンドスの友達からの返答が来たと、
なんということでしょう・・・・
昔ハッサンさんと一緒に働いていた事がある方が、今でもリゾートで働いているとのことで連絡がとれそうだと・・・
その後、とりあえず預かったお手紙を渡していただくように託しました。
せっかくなので、ぼくらの報告も写真を添えて手紙を書き(奥さまがつらつらと)渡してもらうように手配してもらいました。
その後日本に帰ってきてからですが
ハッサンさんからメールが来ました。
間違いない写真のあの人です。
今はずっと南のアッドゥ環礁に住んでいるとの事。
ココアアイランドを渋谷にたとえると、徳島県徳島市まで位の距離です。
まさに奇跡!
30年ぶりなのに手紙を渡そうと思った奥さまのお母さんも、すごいと非常に思いました。
純粋に当時お世話になったのを思い出して、懐かしく思いお礼を伝えたかったのでしょうね。
その後も、フェイスブックで繋がっています。
奥さんのお母さんも大喜びでした。
ハッサンさんはサッカーが大好きでワールドカップの時に、日本を一緒に応援してくれました。
日本で大きな地震があった時も、心配してくださいました。ほんとうにやさしい方でした。
ありがとう ハッサンさん。