妊娠すると
いや妊娠前から
身籠もる身籠っている赤ん坊に
異常がないのか

とても心配になる
これはほぼ全妊婦さんに共通の思いです

それを誰も否定できないでしょう

話を解りやすくするために
多くの皆さん

ダウン症か心配なのです

その検査を巡って
現在の日本では様々な問題が起きています

現在ダウン症かの検査には

1 15週くらいで採血する クアトロテスト
ダウン症である確率が結果として上がってくる

2 17週くらいで母体のお腹から長い針を子宮内まで刺して  
羊水を採取して胎児の染色体を検査する
この場合
全ての染色体の情報が得られます
もちろん21番染色体の情報もです

3 妊娠12週くらいで母体採血で
ダウン症の可能性をかなりの高い精度でスクリーニングする検査です
この場合1のクアトロテスト同じく陽性の場合
羊水染色体検査を実施します
そして全染色体の情報を得ます

現在
3の新型出生前検査の未認可施設が日本に
3箇所(もしかしたそれ以上)あります
その施設への学会の攻撃がなかなか凄まじいものがあります

何か
とんでもない悪いことをしているような
印象を与える刺し方を
新聞を使っても行なっています

でも
よ〜〜くよ〜〜く現実を見てみると

そこには
大きな矛盾があります

そもそもその未認可施設の攻撃材料として
「カウンセリング」がなってない!とお叱りをしている

でも
そうだろうか?
実際のその3箇所でのカウンセリングという名の
説明に
そんなに問題があるのだろうか?

話はそんなに複雑でもなく
要するに
今現在自分が妊娠している
赤ん坊の染色体に異常があるのか?
もっと言えば
ダウン症かダウン症ではないのか?

それが知りたいわけで
検査の仕組みや原理を説明するわけではないのです

もっと言えば
1や2の検査でも
そこまで厳密にカウンセリングを実施しているのか?
要するに

ちゃんと説明をしているか?
しているのです
認可されていない施設でも
そうしているのです

だって
求めてくる内容がはっきりしていて
それに対しての答えの説明は
それほど複雑では無く
疑わしい場合は
羊水染色体検査という手段がありますよ
それを受けるのも
受けないのも
ご自身のご夫妻のご意見が尊重されますよ

ということになる

昨今のメインストリームメディアの
この新型出生前検査の報道は

随分と
未認可施設を悪のよう叩いていますが
それによって救われている方々も多々いるはずです

実際に
先日32歳の妊婦さんが
新型出生前検査を受けたいとの申し出があり
でも
現在年齢規制があり35歳以上が対象なのです
よって貴方は受けることができません

でもどうしても受けたいということで
認可施設へ紹介してみると
まあ
当然のように
対象外ですというお返事でした

このような方々は
未認可施設での検査を受ける動機が
十分にあるわけです

要するに
学会さんは
随分と倫理的観念をおっしゃっていますが
そもそも
もう命の選別は日本で実施されていて
そこの矛盾を解決せずにことを進めるから
もう嘘の上塗りをしなければならない状況なのです

まるで
これだけパチンコによってギャンブル依存が存在していにも
関わらず
パチンコは娯楽であるレジャーであると言って
換金している事実を見て見ぬ振りをして
いざ
カジノを作ろうとすると
ギャンプル依存が出てきてしまうので
そんなのは許せない!
と真顔でおっしゃる

まあ
こんな国なんですね
日本は
ちょっと残念ですが
それが現実で
その中でその矛盾した枠組みで
私たちは活動して生活せざるを得ないのです