子どもとの向き合い方で反省したり、

心が疲れているなーと思った時に読み返す本がある。


それは、



田中茂樹さんが書かれた
子どもが幸せになることば

これを読んでいると、長女がいつも
にこにこさん読んでるー!と言う笑

先日、長男に辛くあたってしまった時に
絵本のだいじょうぶ だいじょうぶ と一緒に
読み返した。

この本は 今ある問題に対して、
こうすればよくなる と書かれるような
いわゆる育児書 とは全く違う。
親はどんなマインドでいたら
育児を楽しめるか、ラクになるか 
ということに軸をおいていて、
数々の親と子のカウンセリング事例を挙げながら、
子どもへの言葉のかけ方を提案してくれている。

私はこれを読んたとき、
肩の力が抜けて、なんだかじんわりと暖かい気持ちになった。

子どもをきちんとしつけなければ!
ちゃんと教えなければ!
という育児への先入観から解き放たれて、
子どもと過ごす時間がとても貴重で、
幸せな時間なんだということを思い出させてくれた。

子どもはあれこれ指示されたり教えられなくても、
家で安心して過ごす時間が持てれば、
自分で幸せになろうと動き出すことができる。
そう田中さんは伝えてくれている。

長男が幼稚園の頃、
仲良し親子3人組でよく公園に行った。
走り回るのが大好きな男の子3人なので、
だいたいいつも鬼ごっこをしていた。
すると、我が子はタッチされても
鬼になりたがらず、鬼ごっこが中断するのだ。
お友だちがいつも、◯◯くんずるいよ。
タッチされたから鬼にならないとだめなのに。
と私に言いつけにきていた。
酷い時には鬼になりたくないとダダをこねて、泣き出すこともあった長男。

その頃の私↓
家に帰ってから、長男に対して
ちゃんとルールを守って楽しく鬼ごっこしようね
なんて小言を言っていたのだ不安

園の先生からも、
鬼になりたくないって泣いちゃったんです
と言われることがあり、その時も家で
先生も困ってたよ。
ルールなんだから、鬼になっても泣いちゃだめじゃんー
なんて言っていた。

でも、この本を読んで、
うちの子ワガママだなぁーと思っていたのが、
負けず嫌いなのかなーくらいの捉え方になった。

小学生になっても、
鬼ごっこで鬼になった途端にもうこの遊びやめたー
とか言うことがあった長男。

この本との出会いで、
こんな姿を見せられても、
以前より穏やかな気持ちでいられるようになった。
家でも鬼になりなよとかは言わなくなった。

そしたら、今日は長男がなんと初めて
タッチされても鬼になりたがらない友だちに

ぼく(代わりに)鬼になってもいいよ!

と言っていた。

すごく驚いたし、
もう泣いて鬼になりたくないとか言っていた
長男の姿を見ることが出来ないのかと思うと
嬉しい気持ちよりも、なんだか寂しいのである悲しい
でも、長男がダダをこねて泣いていた姿を思い出して懐かしむことが出来て、今の長男を愛おしいと思うことが出来て、なんだかそんな自分がとても嬉しいキラキラ

長男よ、
これからも、ありのままのきみが大好きだよ✨