エナ大通院長もブログにしてくれていた超低用量ピルのもやもや
色々な大人の事情はわからないのですが、
日本のリプロダクティブヘルスの避妊の部分はどこに向かっているのか
1999年避妊目的での低用量ピルが承認、発売になりました。
その後、2006年にマーベロンが販売されて以降
ラベルフィーユとファボワールはジェネリックとして出ていますが、先発品としての「避妊目的」のピルは
音沙汰なしです
新しいものが出る雰囲気すらなく、
本来、ピルは経口避妊薬として開発されたものなのに、
日本でのみ、ピルの路線は保険適応の方に逸れてしまっています
月経困難症以外で超低用量ピルを使えない事実について、
問題視している婦人科の先生たちがどのくらいいるのかわかりません。
婦人科を受診する=「生理痛がひどくて困っている」人の方が、
確実な避妊を希望している方よりもずっと多いでしょうから、
気にも留めてもらっていないかもしれません。
前回書いたように、今のところガイドライン上では有意差はありませんが、
今後どうなっていくかはわからないわけで。
であれば、より安全なものを避妊目的の女性が使用できないことを
もっと問題視されてもいいと思うのです。
同様に、黄体ホルモン単剤のミニピルも頑張ってほしい。
マーベロン・ファボワールの黄体ホルモン“デソゲストレル”の単剤にセラゼッタというミニピルがあります。
「もしセラゼッタがあったら...」と思うことは多々あって、
私自身、ここ10年ほどはずっとマーベロンですが、もう40代も半ば。
年齢的なリスクを考えたら、ミニピルにしたいところです。
しかし、私の場合はノルエチステロンで頭痛が悪化するので、ノアルテンへの移行は気が進みません
もちろん、EP剤(卵胞ホルモン・黄体ホルモンの合剤)でなくP(黄体ホルモン)のみだと、
また違うかもしれませんが、こればかりは実験する気になれません
マーベロンをやめてしまえば、もう今の年齢では戻れませんからね。
今、唯一日本でミニピルの代用として使用できるノアルテンの黄体ホルモン量はとても多いので、
MSDさん、富士製薬さんに頑張っていただきたいところなのですが...
私が生きてるうちに、日本でミニピルが承認、製造販売されることはあるのだろうか...
より安全とされる超低用量ピルが、避妊目的の女性にも選択できること
ミニピルとしての黄体ホルモンが承認・製造販売されること
を希望するとともに、
低用量ピルの低価格化(フリウェルと同等、またはもう少し下げて欲しい)
自費のピルのあり方:緊急避妊や避妊の相談、避妊目的のピルの処方が
婦人科併設のリプロヘルスセンター(仮)でできたらいいと思う
医師じゃなくても、その部分に卓越した助産師なり、看護師、薬剤師さんもいいかもしれない
Women's Health に興味を持っている人を教育して、スペシャリストを養成
病院またはクリニック併設だから、もちろん必要に応じて受診や医師に相談も可能。
予期せぬ妊娠の時は、まずそこに行って相談することもできたり。
中絶の選択だけではなく、育てることはできないけど、産みたいという女性には、
産む選択もできて、産まれた赤ちゃんは養子縁組で赤ちゃんを希望しているご夫婦に育ててもらう。
臨床心理士さん?カウンセラーさん?のカウンセリングも必要に応じて受けることができたり
各都道府県、とまではいかなくても、政令指定都市に1つくらいはあって、
遠方の方も遠隔で相談できたり。
・・・あ。久々に盛り上がってしまった
それには、沢山のハードルがあるのだけど、
そんな理想も生きてるうちに現実化できるよう、これから描いてみよう

緊急避妊ーアフターピルーは、もちろんOTC化で
