ピルと血栓症② | ぴるぶろ 

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今回は

ピルには血栓症のリスクがあること

 

ピルには「エストロゲン」と「プロゲステロン」2種類のホルモンが含まれていますが、
「エストロゲン」の方に血栓症のリスクがあります。

・年齢問わず、ピルの服用を開始して3~4カ月はリスクの高い時期であることアップ
・服用している方が、なんらかの事情で1カ月以上服用しておらず、
 ピルを再開した場合も再開後3~4カ月はリスクの高い時期アップなので、
 服用したり、止めたりを繰り返すことは勧められません爆弾

 

また血栓症のリスク要因として、

加齢

・肥満

 BMIの上昇とともにリスクも増しますアップ

喫煙

長期間の同一姿勢・不動姿勢が続くこと
 よく知られているのは、ロングフライト血栓症/旅行者血栓症。

 飛行機の前ポケットには血栓症予防のために、

 機内でできる下肢の運動や注意事項についての案内が入っていますねひらめき電球
 飛行機に限らず、長距離の移動や長期入院中、手術後にも発症します。

脱水

・遺伝的血栓性素因があること

 

などがあり、

ピルの服用+他の血栓症リスク因子が追加されるほど、

血栓症リスクは高くなりますハッ

 

つづく