40代の低用量ピルを考える④【ミニピルという選択】 | ぴるぶろ 

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前回、低用量ピルからの切り替えとして

可能な方であれば、ミレーナ!!
と書きました。

 

では、ミレーナが難しい場合はどうしましょう!?

低用量ピルを避妊目的で服用している場合には、

海外では授乳中や40代の方でも
安全に使用できるものとして、
黄体ホルモン単独の「ミニピル」と呼ばれているものがあります。
低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤ですが、
この低用量、中用量、というのは

卵胞ホルモンの量で決まっています。
卵胞ホルモンの量と血栓症のリスクは比例するため、

ピルは、高用量→中用量→低用量→超低用量と
低用量化されてきた経緯があります♪

 

黄体ホルモン単独では、
血栓症のリスクをあげませんポイント

ピルを服用していなくても、
血栓症は1万人あたり1~5人の割合で起こるわけで
服用していない人と同等とお考えください。

が、日本では避妊として認可された黄体ホルモン剤は

“ミレーナのみ”です。
しかし、ミレーナは内服薬ではなく子宮内に挿入するもので、

ピルを服用できない方がいるように、
ミレーナが難しい方もいらっしゃいますあせ


日本では『避妊』として認められていないけれども、
海外でミニピルとして使用されているものに
『ノアルテン5㎎』があります。

ノアルテンの黄体ホルモンはノルエチステロンで
オーソ、シンフェーズ、ルナベル、フリウェルに
使用されている黄体ホルモンです。

 

ただ、現在ミニピルの主流は
ノアルテン5㎎よりももっともっと
黄体ホルモン量が少ないんですねあせる
本当は日本で避妊目的で服用できる「ミニピル」
認可されるといいのですが...ヤレヤレ・・・

今はこれ以外選択の余地がない、というのがもどかしいところですあせる
また、ノアルテンを避妊目的で使用をOKOKとしている
クリニック・病院は多くありませんあせる

年齢的に低用量ピルを服用できない方、
ミレーナも難しいけれども、避妊が必要という方には、
エナレディースクリニック、エナ大通クリニックでは
ノアルテンを選択していますはぁとv



ほしミニピルについて、日本語で情報を得るとしたら
ピルとのつきあい方こちらのページ
そして、ピルとのつきあい方を書いてらっしゃる
RURIKOさんのブログ「ピルとその周辺」の
ミニピルのカテゴリー
がどこよりも詳しく書かれていますbud*
ミニピルに興味がある方は是非ご一読くださいねcandy☆はーと