

先週土曜日の午後から、札幌医大記念ホールで
北海道性感染症研究会があり、HPV(ヒトパピローマウィルス)の疫学・
頚がんの治療などについてだったので、
K先生&看護婦さん1名と参加してきました

参加費1000円でこんなに勉強させてもらってありがとうっ

いやぁ~、行って良かったっ

と思える、非常に勉強になった講演でした

(会場がガラガラでもったいなかった・・・

嗚呼、もっと多くの人に聞いてもらいたいっ


20~30代において急増

だけれども、子宮頚がんの検診率は
北海道では40代から増えてきて、
50代女性が最も多く検診を受けてくれているとのこと。
(by対がん協会 藤田先生,全国的には45歳~50歳が最も多く33.6%)
検診を受けてくれることは
とてもとても大切なことなのですが、
子宮という場所は、妊娠・出産に関わってくるので
先進国をみると、どの国も1980年代から
18歳、もしくは性交渉をもった年齢から頚がん検診

というのがスタンダードになっているようです。
もちろん検診率は軒並み70~80%
(画像がはみ出てしまった


日本はようやく2004年から他の国に25年ほど遅れて
子宮頚がん検診対象年齢が20歳からになり、
クーポンで一定年齢の女性の子宮頚がん検診が
全額負担されるようになったのは、昨年の話。
ちなみに昨年のクーポン利用率は約20% というデータがでてきています。
札幌市や石狩市はどうなのでしょう?気になります。
政府は検診率50%を目標としていますが
タダでも検診に行かない女性たちをどうやって啓蒙していくか・・・

いやぁ、解るんですよ。
婦人科に行きたくない気持ちは

なんだけど、そうはいっていられないほど
人ごとでは済まされない頚がんの話を
今回のセミナーで聞いてきたことをふまえて
皆さんにおすそわけしていきたいと思います。
という訳で、この先何回かのテーマは『子宮頚がん』です
