

がんシリーズは、今回の子宮体がん、そしてこの後に
大腸がんと乳がんのことを書いて終了です。
もうしばらくお付き合いくださいませm(__)m
子宮がんは、入口にできる子宮頚がんと
子宮の中にできる子宮体がん(子宮内膜がん)の2種類あります。
頚がんについては先日 書きましたが、
ピルで予防効果があるのは、後者の子宮体がん。
子宮体がんは、どちらかというと若い女性ではなく
40代から増え始め閉経後の50~60代に多くみられるがんです。
動物性脂肪の多い食事を摂っている地域の女性に多く
(なので、肥満の方に多い)
卵巣がん同様、1度もお産していない女性や
お産の回数が少ない女性にも多いです。
妊娠・出産回数が減り、子宮の中が女性ホルモンに
曝される期間が長くなったというのも一因で
子宮とか卵巣って知らないうちに
生理によってストレス


なんたって、回数も回数ですからね。
塵も積もれば・・・です。
OCを内服していると
普段OCを飲んでいない時に自分から出ているホルモンよりも
少ない量でコントロールされることから
子宮体がんのリスクは3年以上の内服で50%低下する
と言われています


更に内服終了後も10年に渡り効果が持続するとも

(結構

ピルによって“予防できるッ!”といえるがんは
今のところ、この子宮体がんと先日書いた卵巣がんの2つです^^
怪しいものではなく、処方されている薬の中で
女性特有のがんの予防効果があるのはピルだけですからね

次回は『OCと乳がん』にします^^
でもその前に土曜日あたりにチョット更新予定デス
