「官から住民や NPO に委託!
行政は指定管理者制度などで民間委託を進めてきましたが、企業は利益がなければ撤退するリスクがあります。そこで注目すべきは NPO や住民への委託です。住民が担えるサービスは自ら行うことで、最低限のコストで継続可能となります。財政難の中、サービスを受けるだけでなく労力を提供する仕組みづくりが必要であり、行政は環境整備を担うことが求められます。
これまでの行政は、シートスの運営でも導入された指定管理者制度など、民間企業でできることは民間企業に任せてコストダウンをしてきました。しかし、民間企業の運営は、行政の運営よりはコストダウンになりますが、そこには民間企業の利益が含まれています。利益にならないとなれば、サービスから撤退することもあります。
そこで考えなければいけないのが、NPO法人や住民のみなさんへの委託です。行政サービスの中で、住民のみなさんができることは、住民のみなさん自身の手で行います。そうすれば最低限のコストで行政サービスを継続しすることが可能になります。
財政難の現在において、今までと同じ手法では、行政サービスは削減され続けてしまいます。これからは、単にサービスを受けるだけではなく、わずかでも何らかの労力を提供するような体制を構築する必要があると考えます。行政の役割は、最低限のコスト負担や場所の提供など、住民のみなさんが活動できる環境を整備することになります。