Quenstedtoceras

Jurassic(Callovian)

Saratov,Russia

 

黄鉄鉱化して、遊色がきれいなことで有名な、ロシア産のQuenstedtocerasです。

直径は2cmほどの小振りです。

 

殻の一部に変形があります。

生きてるときに、力を受けて変形したのか、

なんらかの傷を修復して、生きながらえたのか、

ただの成長過程のイレギュラーなのか分かりません。

 

化石化する過程で変形したものでは無いような感じです。

このような状態を発見すると、

「あ、このアンモナイトは、確かに生きていたのだなぁ」と感慨深いものがあります。

今はただの石かもしれませんが。