少々長文になってしまいますが・・・

 

3週間ほど前に新型コロナにかかりました。

新型コロナは、はやりはじめた当初から、新しい種類の風邪という認識でいました。

早くかかってしまったほうがスッキリしていいと。

 

感染・発症まで時間がかかってしまい、ずいぶん流行遅れとなりました(^_^)

 

けっこうすごい悪寒と関節痛が現れ、発熱はありませんが、今までの経験から、インフルエンザと考えました。

 

一日様子を見て、翌日

 

今晩あたり、熱が出そうな感じだったので、ドラッグストアで解熱剤を買ってこようと。

薬剤師さんに相談すると、コロナなら、これは飲んでだめ、コロナじゃ無ければこれはいい。

と、なんかコロナかどうか確定しないと、薬もめんどくさそうなので、何も買わず、近くの内科へ行きました。

「熱が出たら、また来てね」ということで、何も検査せず、帰宅。

その夜、一気に熱が出て、39.2度をマークしたところで、思わずガッツポーズ!

「よし!ピークに達した!」

 

翌日、熱も関節痛もなにもありませんでしたが、とりあえず医者へ。

検査の結果、コロナだったと分かりました。

 

悪寒が始まってから、発熱ピークまでの2日間。たしかに寝苦しく、変な夢をいっぱい見ました。

そして、熱が下がった朝、身体が新しい何かに組み変わった感じがしました。

体調がそれ以前より、良くなった!とか、悪かった腰が良くなった!ということはなく、

体調的には現状維持ですが、急に石を拾いたくなりました。

 

私の家から自転車で5分ほどで、岐阜県から愛知県を流れる庄内川の河原に行けます。

小学校4年生から、化石採集にはまっていましたが、地元の河原でもけっこう石拾いをしていました。

「土岐石」が有名な河川です。当時は、とりあえず、水晶!しか眼中にありませんでした。

土岐石とか、珪化木とかは、おじいさんが集めるもの、という感覚が小学生の頃はありました。

祖父にもらった石。35年ほどしまい込んでいましたが、コロナ後、急に思い出し、まじまじと見ると・・・

なんか、味わいがあっていいな。シブいな~。あ、今57歳だから、土岐石世代に自分もなったなぁ。

これが「土岐石」なのかチャートなのかよくわかりません。

しかし、何か不思議な感覚を覚えます。身体が新しい何かに組み変わったからでしょうか。

 

熱が下がって、コロナ判定を受け、祖父にもらった石を見たその直後。

「よし!庄内川で石拾いだ!」

と、自転車で30年ぶりくらいに、河原へ行きました。

現場は草が生い茂り、河原も縮小し、さらに工事中で立ち入りが難しくなってました。

すっかり景色が変わってました。

 

自分の知っているメインの河原から、少し上流の、なんとか立ち入れる狭い河原に降り立ち、石拾いです。

石の表面は汚れていて、たいへん見づらく、面積も狭いので、30分ほど採集したくらいです。

鉱物類に関しては、知識が小学生で止まっているので、なんとなくきれいとか、心が動かされる石をいくつか拾いました。

鉱物、難しいですね! まったくわかりません(^_^) でも、何か新鮮な気持ちで、久しぶりにワクワクする時間でした。

 

ということで、このブログは「化石」メインですが、しばらく「石ころ」カテゴリーも記録していきたいと思います。