バリニーズ・リラクゼーション   サロンenak sekali のブログ


見ました・・・


日本映画を見るのは、「Shall we dance?」以来じゃないでしょうか・・・。


映画は好きですが、見るのはもっぱら洋画で、SF以外は何でも見ます。


深っちゃんが、モントリオール映画祭で、主演女優賞をとり、かなり前評判高かったこともあり、

昨日のレディースディ、満席でした目


なんとなく予想はできましたが・・・いい映画でしたが・・・救いがなかったですね・・・


しかも、「そんなことないない」って、話じゃなく、普通に自分も巻き込まれてもおかしくない事件だな、というのが、恐かったです。


深っちゃんが出てるというだけで、なんか良さげな上に、賞も取ったから、深っちゃん目当てだったんですが、意外や、妻夫木くんがよかったですね~ニコニコ

深っちゃんは、最後15分ぐらいだけよくて、たぶん、外国人ウケする役柄やったんちゃうかな。

妻夫木くん、うまいです!


そして、監督さんがすごい上手いんでしょうね。

リアルでした。

妻夫木くんの髪の色・・・てっぺんが黒く、生え際や中が染まってない感じがね・・・。

長崎の漁師町で、建築系のいわゆる土方の人の役です。ヤンキーあがりの、ナイーブで線の細げな感じが、ほんとに「おるおるこんな人」でした。

ただ、大阪だと、もうちょっとニッカポッカの幅が広かったかなと・・・(笑)


脇役もズルイです!

樹木きりんに、柄本明・・・。ちょこっと出てる役者さんも、憎いぐらい上手い配役でしたキラキラ

おかげで、すごく感情移入できました。

映像もキレかったですね。


話は見に行く人がいたら悪いので、詳しくは書きませんが、悪い人じゃないんだけど、出会った人やタイミング、育った環境で、あっという間に悪人、罪人になる可能性があるわけで・・・。普通の幸せが欲しかっただけで、何も多くを望んでないんだけど、ネガティブな出会いには、ネガティブなことが寄ってくるんかな・・・。

ほんとに、他人事ではなく、あり得ない話じゃないのが、恐いです。深っちゃんの立場なのか、悪人なのか、殺された人の家族なのか、どれもなりたくないですが、気をつけないといけないな、巻き込まれたくないなと思いました。


妻夫木くん、うまい!