ナスやピーマン、トマト、枝豆、サンチュの収穫。米ぬかやem発酵液も撒いて…。
とやっているうちに、雨がポツリ、ポツポツ、ザー…と降ってきて…
畑のあずま屋で雨宿りしていると、
小学1年生か、もしかしたら就学前位の少年くんがやってきて、私の側のベンチに。
少年くんの腕に小さなカタツムリ🐌
「カタツムリ?」
「はい」
「畑にいたの?」
「はい、家にも7匹飼ってる」
「へぇ~、たくさん飼ってるんだね!大きくなる?」
「(手で大きさを示して)このくらい」
「食べ物は、葉っぱ?」
「いろいろ、葉っぱとか○○○○(何か花の名前)とか、虫も食べます」
「葉っぱだけじゃないんだね」
「雑食です」
こんな感じで、しばらくカタツムリを巡って少年とお話していました。
まだ幼いけれど、カタツムリのことになると、ものすごく詳しくて、知識豊富!
「雑食」という言葉が出たときは、とても大人びた印象さえ受けました。
このほか、カタツムリのウンチが出るところと息を吸うところは同じなこと、普段は葉っぱの裏側にいて、鳥たちから身を守っていること、雨が上がると葉の表にでてくること、
目は明るさと暗さがわかるくらいでほとんど見えず、私たちが目だと思っているところが触覚で、物を感じていること、
ナメクジとは元は一緒だったこと、などなど…。
わずか10分か15分位の会話だったけれど、私もカタツムリについていろいろ知ることができたのです✨
そのうちに少年くんとそっくりな顔をした若いお父さんがやってきて、二人で帰っていきました。
私が小学校1年生位の頃、クラスにいた昆虫博士くんのことを思い出したりしていました。
自分が興味をもったものに、こんなに夢中になれるんだ、そして、あっという間に〇〇博士みたいになれちゃうんだなあ。
子供の持つ純粋さ、好奇心、物事へ熱中する姿に思いがけず出会えた今日にありがとう🥰
私の中にもきっとまだあるだろう、こんなきらめいた子供の自分を大切にしていきたいな、とも思いました。