こんにちは。さとこです。

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くしはらでお家を借りる事が決まり、改修作業を始めてから約一ヶ月。
お風呂場がどーだ、オカッテがどーだ、と改修作業を順次お伝えしてゆく予定だったのですが…もうそんな暇も無く、あれよあれよ、引っ越しが完了してしまいました。

夜、寝床に入った時の、宇宙のような真っ暗闇と、息も出来ないくらいの静けさに、あぁこれが古民家かぁ…と、感じ入っています。身に沁みる寒さにも。


お家の間取りは、6つの和室をぐるっと囲む周り廊下と土間の台所、玄関に風呂、トイレに物置、隠し部屋…という造りです。

その中で、お借りするのは、和室2間と台所、風呂、トイレなどの主要な生活スペースです。それでも、十分過ぎるほど広い!…はずだったのですが。

ひとり暮らしのお年寄りは、身体が弱まり、また判断力も低下する事で、身の回りにどんどん物が増えて、気づけば足の踏み場も無い、という状況がまま起こるようです。
それは、過去に見てきた空き家を通して知っているし、私の今お借りしているお家も、その痕跡を残したまま、数年が経過していました。

なんで、そんな風になってしまうんだろう、とボンヤリと考えていましたが、今引っ越しを強引に遂行して周りを見渡すと、あれ、どこかで見た風景だなぁ…
「もったいない」「いつか使えるんじゃないか」この思考が始まりです。そして、捨てるという決断をいつまでもしないでいると、あら不思議。あっ!という間にモノの山に埋もれる生活です。

わたしはまた頭を抱えてしまいました。
全部を受け入れて、抱え込んでいると、モノたちは私の許容量を軽々と越えて、収拾がつかなくなってしまいます。
いつも正しいアドバイスを下さる移住者のT田さんが忘年会で私に言いました。
『いろいろと、忙しくなりますね。これからは、取捨選択が大事ですよ。』


たくさんを抱えても、全部を活かしきれないから、これからは、選んでいかないといけないのです。そんな大きな発見をした、平成25年の暮れです。


今回は話が横に逸れてしまいました。
次回こそは、お家の改修の様子をお伝えしたいと思います。


sato

こんにちは、さとこです。
実は、家を借りることになりました。
場所は、くしはら大竹地区。
築130年くらい…という古民家です。
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昔の家屋のもつ、力強さと、美しさ。
その中に身を置いて、生活をすることが出来たら、どんなにいいだらふと思っては居ましたが、まさかこんなに早くその願いが実現しようとは!

さまざまな出会いで、ここまで導かれて来ました。
これからの生活は、私だけのものでは無いようです。それは、支えてくれている人びと、生きものや山々のものであり、そこには責任があります。
思い返せば今まで、そんな責任から逃れるように、生きてきました。根をはらず漂って、何とも深く関わらずにいれば、いつでもどこへでも逃げていけるようで、そんな生活は楽でした。
けれども同時に寂しい生活でした。

東京で暮らしていた時、ビジネス街の中華料理屋でアルバイトをしていました。定期的に来る常連さんも多いのですが、そんな中、毎日必ず同じセットを頼むお客さんが居ました。ハニカミ屋さんであまり喋らない感じの人でしたが、日を追うごとに会話が増えて、2、3日も来ないと、風邪でも引いたかしらん…なんて心配になって、そしてまたひょっこり現れたその人を見てほっとして、どうしたんですかー、心配しましたよ、と声を掛けたら案の定風邪を引いていましたとの返事。

通り過ぎて行くだけの街の中でも、いつもあるもの、時間の積み重ねられた空間を探していました。そこに求めていたものは、安心できる、自分の居場所だったのだと、今わかります。

お家を借りる事が決まり、生活を始めるための改修や片付けをしていると、いろんな方が寄っては、声を掛けて下さいます。
大島理事長をはじめ、その友やぶちゃん、がんばり隊の石さん、リフォーム塾へ参加のみなさん、地元の左官屋さんなどの大きな助けを得て、お家はどんどん良くなっていきます。

今まで古民家リフォーム塾に関わりながら、身につけたものは少ないのですが、そこへの興味はずっと温めていました。
参加者さんの作業を見守りながら、実は自分もやりたいのを我慢していました。私はお茶係だったから。
だから、今、古民家を直す、暮らすという事が自分の目の前にあることが、嬉しくて、とてもワクワクしています。

これから、順を追って、またはピックアップしつつ、わが家(なんてゆっちゃってすみません)の作業風景やその様子をお伝えしていきたいと思います。おたのしみに


最後になりましたが、忘れてならない人が居ます。それは、ななめ前に建つガソリンスタンドのおばあちゃんとお父さん、お母さんと、娘さん。
お父さんは、私が住むために、家主さんへの連絡や契約書類の作成までして下さり、地区の奉仕作業では皆さんへ紹介して下さいました。大島理事長が表のお父さん、自分が裏のお父さんだなんて言って、弱々しく笑いますが、わたしにとってはどちらも、ほんとうに頼もしく優しいお父さんです。

おばあちゃん、おじいちゃん、お父さん、お母さん、たくさん出来たよ、嬉しいなぁ…あとは、たくさん子ども…か?

sato


今日は、『ほうきづくり愛友会』の忘年会でした。

※ほうきづくり愛友会…毎月第二第四火曜日に行っている『里山暮らし勉強会』の主な活動である竹ほうきづくりについて、名誉会長の安藤茂晴さんが命名立ち上げをした、竹ほうきづくり友の会。


茂晴さんには、ここに移住してきた当初から、本当の孫のように可愛がっていただき、その優しさ厳しさに支えられて、今の私があると言っても過言ではありません。

そんな愛すべき師匠と、その師匠の愛する奥様と、愛友会の皆さまと共に、すき焼き&懐かしのレーザーディスクカラオケの、ほのぼのとした忘年会でした。
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ユーモアと愛情あふれる師匠のお姿に、また、竹ほうきづくりの後継者としての志を強くした一日なのでした。


竹ほうきづくりの仲間募集中です
ご興味のある方は、ご連絡下さい

sato