仮に階段を右足から上がったとして、右足をひとつ上の段に乗せた時、どちらの足により荷重してますか?
多くの人が答えは「右足」になるはずです。
下りる時はどうでしょうか?
右足から下りようとひとつ下の段に右足を乗せた時すでに右足に全体重がかかっていませんか?
階段を上がったり下がったりで荷重足の膝や股関節が痛くなる人のほぼ100%はこのパターンで上がっています。
僕が習っている動きのレッスン、ボディワークではひとつの動きに対して二通り、三通りの動きが必ずあると考えます。
この階段を上がる時、右足が上がるということは、必ずどこかが下がらなければいけません。
このどこかが上がる時、どこが下がるかが、実は上がる方より大事だったりします。
右足が上がるなら、左足が下がる。
ということは、荷重は左足にかかる方が最適です。
右足で荷重して上がるのではなくて、
左足で踏むことで上がる、という上がり方。
下りる時も右足に荷重して下りるのではなくて
右足を乗せた時も左足に荷重を残すという下り方。
その方がカラダにかかる負担が少ないので、これをやるだけでも、痛みの出方、感じ方が変わりますし、ゆくゆくは痛みが出ないカラダの使い方に変わっていきます。
今は階段を不自由なく上がったり下がったりできていても、その荷重の癖だともしかしたら将来、膝や股関節が痛くなるかもしれません。
今のうちから知っておいて下さいね♪