何が不登校もやもやなのかって、
私の場合、義務教育だからよ。
やはりその時期にタイミング良く得られるものや身に着けるべきことを失なっていることが、
もやもや根本原因だと思う。
学校に通っていれば、
とりあえず、その子なりにちゃんとしなきゃいけないから、
(分かってる。それが出来ない娘の身体と心の状態であることを。そして、普通の子の百倍ちゃんとしなきゃの思い込みで娘が潰されてしまうことを)
学校へ通うだけで、
学力、友達や先生への対応力、体力、気力配分が養われることを。
そして、何よりも考えなくても自動で人生なんとかなるというか、余計なことを考えないというか、健全に生きる力がついてくると思うのだ。
これは説明しづらいのだが、
親の立場で説明すると、
親が毎日仕事に行って、家族の世話の家事をして、というごく当たり前のルーティーンをまじめにこなせる力のことだと思う。
不登校の子どもにはこの力(学校へ行くルーティン力)が失なわれているので、やるべきこと(勉強、学校へ通学)をせずににゲームやYouTubeに逃れて(逃れなければならないほどの心の状態であることは分かるけど)、
親の生きている至極当たり前で真面目な世界と子どもの生きている(本当は辛さ満載の)親から見たら不真面目で、停滞した世界とのギャップで、
親は子に対して不安をかきたてられたり、ヤルヤル詐欺だと怒ったり、怠け者め!と怒ったりするのだと思う。
この生活ルーティンに乗ることが出来れば、
そしてその生活ルーティンが充実して満足出来れば、
娘の〈この世に存在したくないマインド〉も薄れてくるのではないか、と仮説を立てている。