息子と娘の来歴
長男(18歳)中学受験→中高一貫校→中学2年で3ヶ月不登校→その後五月雨登校→高校1年で通信制高校転校→現在私立大学生1年生
長女(14歳)中学受験→中高一貫校→中1の3学期2月より不登校(完全不登校全く家から出ない)→現在中3(今年の3月からフリースクール在籍週1 通学)
の2人が自立に至るまでの子育てストーリー
現在進行中
息子が全日制高校から通信制に移る経緯はこちら↓
動けていたのが動けなくなった
息子の学校転入の経緯は昨日書いた上記の通りで、自分でやったことの報いとは言え、親も苦しくなるくらいだったので、当然息子も学校の処分にショックを受け、また不登校、引きこもり状態に。
その当時のことを本人から詳しくは聞いていないので、想像でしかないけれど、担任的にも不登校だった子が自主的に放課後パソコンを友だちといじって仲睦まじくしているのが彼らしい、と放置しながら見守っていたのだと思う。そして、息子が徐々に学校に、受験に、向き合えるようにという配慮だったのでしょう。
しかし、息子がやらかしてしまって、担任も「最後はきちんと正直にやったことを言え」と迫らざるを得なくなり、息子としても「結局優しいこと言っていても、俺を認めてはくれないんだ」って拗ねてしまっていたようにも思う。
担任は教師という学校側のスタンスと落ちこぼれな息子君の気持ちの狭間にいたようで、
「君の側にしてみたら、結局学校側ってなんだよ、って思うよね」
「お母さん、彼はちょっとやってみよう、自分でもチャレンジしてみたいという男子によくある壁を越えたいという気持ちでやってしまったことで、悪いことをしてやろうという意図はないのですよ」
などどチラッちらっと、慰めなのか、そちらのこともわかります的なセリフを挟んでいた。
しかし、現学校を退学する(実際は転入だが)事実にかわりなく、仲良い友だちと引き離され、
今まで凄いじゃん、と褒めたたえてくれた担任は手のひら返し、結局俺なんかどうでもいい、という感じに息子はなっていたのだと想像します。
なので、通信制高校を見に行きたくとも、彼は昼夜逆転、ベットの上から身体さえ起こせず、話をしようとすると、話をさえぎり、どうでもいいと乱暴に荒れたことばを返すのでした。
12月に通信制高校の見学と相談の予約を取るも、本人動けない
できるだけ早く学校を変われと言われたのが11月中旬。いろいろ調べたものの、この時期に転入させてくれるところはあまりなかった。
本人は全く動けず、学校のことを言うと怒鳴りまくる。とりあえずWebで面接オーケーというところをとったが、パソコンの前にも本人は出てこられないので、とりあえず母だけwebで面談し、通信制高校側と相談した。
相談の中で改めて分かった事実
前の高校から次の学校に移る場合、通信制に続けて転入し席を置かないと、同学年と同時に卒業できない。
そして、通信制高校に移る場合、同学年と同じ時期に卒業しようと思うなら、前の高校の在籍と切れ目なく連続で在籍しないと、卒業時期がずれ、進学就職の一斉時期(4月)に間に合わなくなってしまう。
参考↓
そんな事情を聞く心の余裕もなく荒れている息子。学校側は温情のつもりで、早く転入を決めろと言って来る。でも、動かない息子。動こうとはしない息子。
転学期限は迫ってくる。
中学受験を勝手に決めた親なので、もう高校は本人が自由に選べばいい、と思っていたので、今学校を決めないなら、別に彼の人生だし、プー太郎でしばらく構わないと思った母なのでした。
(続く)
不登校▪引きこもりの心配を抱えているあなたへ
私も先輩不登校ブロガーの方々におすすめされた本です。うちの息子のように動けなくなった子の気持ちの変化がよくわかります。
また、わかるだけでなく家族としてどう接したらよいか具体的な方法も教えてくれます。


